今朝、隣の奥さんから・・・山で採って来たよ、飾ったら・・・と。有難いことです。玄関に・・・、山ブドウかな?
仕事を長く続けていると、
“オ、これは大切な事だな・・・”そう思うことがある。
そば屋に関しては、始めて9年目・・・(歳は別にして)まだまだ若造ですが、そば打ちをしながらいろいろ感じたこと、今までの人生経験から
・・・これは大切だな・・・本当にそうだな・・・と思った事をパソコンに・・・題して、“そば屋のおやじ語録”として記している。
その中の1つ・・・そば打ちは“楽しくないといけない。しかし楽くをしてはいけない”と言うのがある。
私のそば打ちに対する基本の考えは・・・楽しくないといけない・・・です。
正直言って、楽しくなかったらすぐ止めると思います・・・ヨ。
そりゃー、疲れていても毎朝5時30分には起きて、そばを打ち、つゆを作る・・・朝食そして仮眠で1時間30分ゆっくりするが、天ぷらの
準備など11時までに終わらせる・・・毎日です・・・ヨ。
そりゃー、きつい事も沢山あります・・・よ。
でも、楽しいのです。
“アー、美味しかった・・・”
“また、来ますね・・・”
“今度は親をつれて来ますね・・・”
そんな言葉をよくいただきますが・・・疲れはぜーんぶ吹っ飛びます・・・ヨ。
“一生懸命打った蕎麦を喜んで食べてくださるお客様がおられる・・・”
結局、喜んでいただける=仕事が楽しい・・・と言うことなんです・・・ネ。
裏返すと、そのことは楽をして打ったそばでは生まれない・・・楽をしてはいけないのだ・・・。
その時できるすべての気持ちを込めたそばをお出しして、はじめて“仕事が楽しい”・・・につながるのだ。
そば打ちは“楽しくないといけない。しかし、楽をしてはいけない”・・・私には重い言葉です。
この事については、おかみもお客様に喜んでいただこう・・・と、店主以上に一生懸命だ。
感謝、カンシャ・・・ダ。