『サングラハ』第174号が出ました

2020年12月31日 | 広報

 今年もあとわずかになりました。厳しい一年でしたが、なんとか耐えてきましたね。みなさん、ほんとうにお疲れさまでした。

 来年こそ、いい年になるといいですね……いい年にしましょう!

 諸事に取り紛れてお知らせが遅れましたが、『サングラハ』の今年最後の号が出ています。

 ぜひご覧ください。

 

 

  目  次

■ 近況と所感 ……………………………………………………… 2

■ 六波羅蜜を学ぶ(4)…………………………………岡野守也… 4

■ コスモロジー心理学各論2

         ――窒素と私のつながりに気づく………岡野守也… 18

■ 痴呆、認知症そして老耄(認知障)(6)  ……………大井玄…… 22

■ 仏弟子たちのことば(6) ……………………………羽矢辰夫… 32

■ 未来の世界国家 ……………………………………増田満…… 34

■ 国際比較で見る日本のコスモロジー崩壊(2)………三谷真介… 42

■ 講座・研究所案内………………………………………………… 46

■ 私の名詩選(73) 『万葉集』晩秋と初冬の歌……………………… 48

 

 

  編集後記

 

 今号、主幹の「六波羅蜜を学ぶ」では、般若経典が語る修行項目・忍辱が取り上げられています。現代の問題、特にコロナ禍で心が折れそうな状況も、忍辱=安忍が人生のベースになっていれば、確かに積極的に力強く耐えられるに違いありません。

 コスモロジー心理学各論では、今回は窒素と私たちの根本的なつながりが語られています。外面世界における縁起の理法を、科学が明らかにしています。

 大井先生のご連載は、今回はウィルスと人類の歴史の関係に関する特論ですが、とりわけ危機に対するリーダーシップのあり方が決定的に重要であることがわかります。

 羽矢先生によるご連載は、仏教教団の発展の重要な契機となった仏弟子・ヤサについてです。

 増田さんによるトインビーの大著の紹介は後編です。今後の人類の統合原理は仏教精神にあるという結論は、現在の状況を考えても説得力があります。

 三谷によるWVS記事に関しては、調査主体提供の最新の調査データ(http://www.worldvaluessurvey.org/wvs.jsp)をぜひご参照ください。(編集担当)

 

●お申込み、お問合せはHPのお問合せフォームでどうぞ。

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