昨日の雨からの一転、時折吹く北風と晴天が冬を迎える秋らしい散策日となりました。今日は、木々の紅(黄)葉を見ながら山裾の園路を歩きます。どんな色が楽しめるでしょうか?
◆いい天気!出発前のリラックス!!
13名の参加者と気持ちと共に身体も気持ち良く準備体操でリラックスして散策開始です。
◆山道は色々な色になっているよ!
山道には、様々な木々の葉が落ちています。トチノキ、イチョウ、マルバノキ、カツラ、モミジバフウ、ヤマガキなど形もいろいろ、色もいろいろです。皆さんにはカツラの葉の匂いを確認してもらいながら露の残る林の中を歩きます。
◆山際の木々も色々な色になっているよ!
山際のモミジ、ドウダンツツジ、ヤマハゼの紅葉とユリノキ、ヤマガキ、ケヤキの黄葉を見ながら進みます。さすがにモミジの色は圧巻ですね!そして木の葉だけでなくヤマノイモの黄葉も見逃せません。
◆いくつ入るかな?
公園北側の広場ではナンキンハゼ、トウカエデ、ケヤキ、ナンテンの紅(黄)葉が楽しめます。ここで2ⅿ離れたサークルにドングリ(アベマキ、コナラ)を5個づつ投げてドングリ玉入れ大会です。一番入れた人にはご褒美を?形と重さがまちまちで跳ねたり、止まったり、なかなか入らないものですね?
◆本当にモミジって色がいろいろですね?
紅葉の代表的なモミジ、時期や時間と場所などで表情が異なるのですね?あらためて感心、感激です!!
◆近づいて!止まって!!
畜産センター公園の名所、芝生広場のケヤキの木の下に来ました。今度はクルミの実でニヤピンゲームを行いました。小さな丘の上からクルミの実を投げ、転がってポイントに近い人が優勝です。単純ですがクルミも形がいびつで芝の上、風の影響もあって力加減がなかなか難しいのです。皆さん2回づつ投げて優勝者の記録は約50cmでした。ご褒美は「四つ葉のクローバーのしおり」でした。楽しんでもらった2つのゲームについてもドングリやクルミの実が落ちた時の環境や条件によって発芽出来る難しさ、確率の低さなどを認識してもらいたかったのです。北風が吹く中でも、良く晴れた日だったので目的であった紅(黄)葉が綺麗に見られて良かったです。この最も秋らしい情景を古くから多くの歌人が和歌などで表現しています。そんな中で最も日本の秋、的を射ているのが次の歌ではないでしょうか?
唱歌「紅葉」
秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模樣 溪の流に散り浮くもみじ 波にゆられて はなれて寄って 赤や黄色の色さまざまに 水の上にも織る錦