タイトル「寒洞の池巡り」
今年もよろしく
雨の散策会になりました。晴れの日と違って、雨の日だからこそ感じることもあります。皆さん楽しそうです。
寒洞の池
今日の目的地の農業用のため池です。江戸時代の絵図にも描かれている「寒洞の池」です。江戸時代この地域の幕府直轄領では「御膳籾(ごぜんもみ)」と言われる米が作られていました。この御膳籾は将軍をはじめ大奥の人々が食べるために献上されるものです。特定外来種の魚コクチマウスバスの駆除のため、水がほとんどありませんでした。
ドロバチマンション
無数の穴が見えます。ドロバチの巣ですが、今は空き家です。7月~9月に巣の中に青虫、毛虫を仮死状態にして詰め込んで産卵し、入り口は泥でふさぎます。その後、親は巣には戻ってこないのです。青虫などは害虫なので、それを捕るドロバチは益虫になる側面もあります。
ユーカリ
ユーカリ属の樹木の総称で2020年の時点で900種近くの種類があるといわれています。写真のユーカリの高さは20メートル以上あり、かなりの高木です。コアラの餌となります。
テイカカズラ
コナラの幹を貫くテイカカズラの蔓(つる)です!こんなの見た事がない!!初めて見た!!植物はホントに摩訶不思議な世界ですね。安心してください!どちらも元気です。
シリブカガシ
近畿地方以西の山地に分布し、温暖な地を好む木です。そんなシリブカガシが遺産の森公園の一角に固まって生育しています。この地に有るのがとても珍しい事でもあります。どんぐりの底がへこんでいることが名前の由来です。ドングリは生食ができます。
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