座学にちょっと緊張して・・・
今回は木野村先生にお願いして、アリにスポットライトを当てた講座です。アリは子供の頃から目にしていて、一番身近な昆虫ではないでしょうか。アリには胸部と腹部の間に腹柄節(ふくへいせつ)がアリます。アリの姿に擬態した昆虫もいますが、腹柄節がありません。
シロアリのサーカス??
油性のボールペンで書いた線に沿ってヤマトシロアリが歩きます。シロアリなのにかわいいです。日本全国で見られるヤマトシロアリは自然の中では倒木などにいるのですが、家に入り込んでしまうと大慌てで駆除となります。この子たちの道しるべフェロモンと同じ成分がボールペンのインクに含まれているので、線に沿ってヤマトシロアリが歩いてしまうのです。
クロオオアリ
日本で最大のクロオオアリ(17㎜)です。石膏を流しいれたケースで先生が飼育してみえるので巣の様子が一目で分かりますね!いろいろな大きさの幼虫と幼虫の世話をするアリが見えます。
トビイロシワアリ
家の周囲や公園などに見られるアリを紹介してもらえました。これはトビイロシワアリ。頭にシワがあるんですって!シワはなかなか見れないですよね( ゚Д゚)
オオハリアリ
オオハリアリも身近で見られるアリなのですが、刺されると相当痛いそうです。アリの仲間の半数は針はないのですが、残りの半数はお尻に針を持っていて刺します(>_<)
マダニ
マダニの話にもなりました。マダニは地上20~30㎝の葉の上で動物が来るのを待っていて、来たらパッと飛びついてきます。
先生のお話に笑い続けているうちにアリの世界にどんどんと引き込まれていきました。参加された方々は皆さんとっても楽しかったと笑顔で帰って行かれました。あいにくの雨で外にアリを探しに行けず残念でしたが、またの機会があるといいですねぇ!
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