ふれあいの森自然学校 活動報告

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6月2日 みのまるかじり講座 アリ講座第2弾!!

2019-06-03 21:41:14 | みのまるかじり講座

昨年、皆さん興味津々だったアリ講座の第2弾です。昨年は雨に降られてフィールドに出るのは中止となりました。今年はリベンジのフィールドです!!

                                            こんなところにアリの巣が!


外に出るとアリの巣がある所に案内してもらえました。「え~!!ここにアリの巣があるの~??」「ほんとだ!歩いてるよ~!!」木の根元の巣を見ていると、子供達が「ここにもアリが歩いてるよー!」と落ち葉の間を歩く小さいアリの行列を見つけました。アミメアリと教えてもらいました。

                                                       「アリだ~!動いてる~!」


巣の周りの枯葉や土と一緒にアリを白いトレイに入れてもらえます。白い所ではアリはとてもよく見えました!動いているのもよくわかります。

                                              ちょっと便利でした!!


皆さんにもっとよく見てもらえるように小さいペットボトルを準備しました。手の上に乗せたようによく見えるのですが、動きが速すぎて大変!!アリの匂いを体験しました。クロクサアリを指でつまんで匂ってみると「あれ?サンショウの匂い?」地面にアリ道作っていたヒラアシクサアリをつまんでみると、匂いが違う感じ!「さっきより爽やかな匂いみたい」蟻酸の匂いですが、アリによって違うんですね~!!

                                               アリが大行列!!


木の上の方の洞(うろ)がトゲアリの巣になっています。中には黒光りするアリの姿がぎっしりと見えました。そこからず~っと木に沿ってアリが行列を作っています。虫メガネで一生懸命追いかけました。

                                               肉眼でもトゲが見えるよ!トゲアリ!


 今日皆さんがアリの名前を憶えられた1番はこのトゲアリだと思います。大きいですし、背中にかっこいいトゲが見えるのですから!!

                                                 これだけは覚えて帰る~!ムネアカオオアリ!


 講座の終わりころには地面を歩いているアリを見つけて「あっ、ムネアカオオアリ~!!」と声が出るようになりました。大きくて胸部が赤い特徴ですぐに分かるようになりました。先生が採集されたムネアカオオアリの女王も見せていただきました。日本のアリの中で一番大きいのです。まだ翅を付けていて、ゆっくりと動くさまはアリには見えませんでした。

 日本では現在295種のアリが確認されています。今回は大きめのアリを見ましたが、1㎜しかないアリもたくさんいます。小さいアリの標本を見せていただきましたが、とても見つけられないような大きさです。アリ達は自分の家族を作り、食料を分け合い、仕事を分業してみんなで助け合っています。その暮らしはどんなでしょうか?まだまだ知りたいことがいっぱいになりました。木野村先生ありがとうございました。

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