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【読書メモ】2016年3月 ①アーチャー!!!!

2022-04-18 15:06:02 | 【読書メモ】2016年
<読書メモ 2016年3月 ①>
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
当時の私、アーチャーをいたく気に入り、立て続けに読み始めた笑

『百万ドルを取り返せ!』ジェフリー・アーチャー
これがデビュー作だと!?というくらい良い出来。
面白い!!
イギリスの貴族文化って、本当に現代?みたいな感じで面白いよね。
こういう人種と風俗文化がまだ残っているんだなー。
日本に比べて王室もオープン(悪く言うと世俗的)なイメージもある。
いや、詳しくは知らないけど。
ジェイムズは良いヤツなんですが、
最後の作戦をうやむやにしたのはイマイチではなかろうか。
アンの作戦も、単純にパパにご祝儀もらうってだけでいいのか?
でも、やっぱり面白い。

(これはアーチャーを一躍有名にしたデビュー作ですね。
 主人公4人は、架空の石油開発の投資話に騙され、すっからかんに。
 で、詐欺の首謀者から「1ペニーも多くなく、1ペニーも少なくなく」
 お金を取り戻すために知恵と努力とラッキーでがんばる話。
 スカッと爽快!
 楽しい!!
 ちなみに、導入は作者の実情にだいぶ近いらしい。
 石油開発の詐欺ですっからかんになり、
 一発逆転を目指して作家デビューです。かっこいいな笑)


『チェルシー・テラスへの道』ジェフリー・アーチャー
これはちょっとどうしたのかな?という感想。
一人称と三人称を交互に入れる意味あるのかしら。
あと、手紙の部分を手書きの文字にする意味もあるのかしら。
読みづらいだけのような…。
試行錯誤してるのかな、という印象だった。
とはいえチャーリーの人生と、その周辺の人々の物語は
とても興味深くて面白い。
ガイはさっさと死んだくせに、本当に迷惑なヤツだ。

(1991年の長編作品。
 アーチャーの得意分野のひとつである、
 「或る人物の物語」サーガです。
 ロンドンの下町の大道商人の息子に生まれたチャーリーが
 高級百貨店を築き上げるまでのサクセスストーリー。
 斜体とか、手書き風とか、小説に手法が入るのを好まないのは
 私の頭の固さ故かと思います。
 内容は、ちゃんとアーチャーで、ちゃんと面白い!)

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