思惟石

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【読書メモ】2010年2月 

2018-11-05 17:06:35 | 【読書メモ】2010年
<読書メモ 2010年2月 >
カッコ内は、2018年現在の補足コメントです。

『影武者徳川家康』 隆慶一郎
ようやく読了。

(新潮文庫版で上中下の3冊。
 2009年9月に読み始めて、半年かけてだらだら読んでいたようです。
 隆慶一郎で読了したのはこれだけなんだけど、
 まあ、心底合わないんだろうな…。時間かかりすぎ)


『空の中』 有川浩
いそがしくてなかなか読みすすまなかったので、
コマ切れになったけど、すごく面白かった。
一気に読むべきだったと思う。

(作者の「自衛隊三部作」の二作目です。
 有川浩作品のなかでは一番好きかも)


『東京島』桐野夏生
清子の人生にどっぷり浸かるストーリーだったら、
濃すぎて、怖すぎて、読み切れなかったと思う。
焦点を当てる人物を程よく散らしているのがうまいというより
読んでるこちら的に「助かります!」という感じ。
にしても濃くて汗臭くて、桐野夏生っぽくて、良かったと思う。

(映画にもなりましたね。無人島サバイバルで紅一点の主人公。
 原作の清子は40代で陰では「白豚」と呼ばれたりするので
 木村多江ではないのではなかろうか…と思ったのを覚えています。
 第44回谷崎潤一郎賞(2008)受賞作)


『神去なあなあ日常』 三浦しをん
林業って楽しそう!と思ってしまったが、
一日キコリ体験をして死にそうになったのを思い出した。

(横浜生まれの高校を卒業したばかりの主人公が
 いつの間にか三重県の辺鄙な村で林業に携わるお話し。
 「大自然」「癒し」「成長」というフォーマットではありますが
 なんだかんだで物語に引き込まれる面白さ。さすがです。
 ちなみに20代前半のころに、高尾山で伐採ボランティアをやっている
 知人に誘われて、一回だけお手伝いをしてみました。
 ヘルメットかぶってハーネスつけて木に登るって枝を伐る。
 全然できなかった…)

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