献立日報

二人の息子は自立して家を出て、子育て終了感満載な私。
食事を作る気が失せてしまいました。

20年前のおでん

2015-01-16 20:11:54 | 高脂血症献立
さばのみそ煮 野菜いため 鰯天のおろし和え



白ご飯

さばのみそ煮
水と酒に砂糖を入れて煮立ててから鯖を入れる
鯖にある程度火が通ってから赤みそを入れ 落し蓋をする
時折煮汁をかけ 煮汁を絡ませるように煮る
仕上げにみりんを入れて味を調える

野菜炒め
豚肉200gは焼肉のたれにつけこんでおいた
キャベツ・パプリカ・玉ねぎを先に炒めて塩コショウする
皿にとりだしてから 豚肉を炒め 野菜の上に盛る

鰯天のおろし和え
「鰯天」と「鯵天」が売っていたので買ってみた
フライパンにごま油を熱してから 千切りにした鰯天をさっとあぶる程度に炒め 大根おろしとかいわれ大根をのせ ポン酢で食べる
鰯独特の臭みがなくて 少し残念
お手軽な箸休めにはなるけれど 鰯を味わいたければ物足りない

ジャガイモと玉ねぎのお味噌汁

なんだか今日は全体的に味がしつこかった
鯖の味噌煮がかなり味が濃かったので 野菜いためをレモン塩味くらいに抑えればよかった

20年前の今日 とらじまは今頃たぶんおでんを作っていた
その頃 この「とらじまハウス」はこたつねこととらじまの二人
結婚して3年たって 子供のいない夫婦だった
とらじまは 長く勤めていた会社を1月いっぱいで辞める事になっていたので 20年前の1月15日と16日の休みを利用して 仲良しの職場の友人女ばかり連れ立って こたつねこを置いて 徳島に旅行に出かけていた
そして翌日の1月17日から仕事なので 旅行から帰ってきた夜に 明日の夕食のおでんを作っていたのだ
・・その翌日は仕事にはいけなかった
明け方に地震でひどく揺れ 交通手段は無くなったのだ
「おでん 作っててよかったね」
電気は点いたが ガスと水は来ない家で おでんを食べたが 何だか食べれなかった
食欲が全くなかった
寝室は怖くて眠れない 
すぐに外に逃げる事ができるような服を着て リビングに布団を敷いたが 殆ど眠れなかった
サイレン音がひっきりなしに鳴り響き ヘリコプターが頭上を飛び交い 余震が何度も来た
次の日も残っているおでんを食べた
全然味がしなかった
被災したという程 被害に遭ったわけではない
事実 とらじまとこたつねこは翌日には 会社の人が迎えに来て 出勤した
社員は無事か、確認するような出勤で かなり被害に遭った社員もいた
・・寝室でパジャマを着て寝れるようになったのは どれくらいからだったのだろう
車道は車が渋滞で動けないのをぼんやり眺めていたのは何日間くらいだったのだろう
今も同じところに住んでいる
それが幸せなのか 震災後の建物に住めなくて不幸なのか
よくわからない




 



コメント
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