坐骨神経痛

よく坐骨神経痛といわれる方が多いのですが、これは病名ではなく、症状の事をいいます。

ですので、私達鍼灸師はあまり坐骨神経痛とはいいません。

何番の神経がどうなっているのか？と、ゆういい方をします。

鍼を刺す場合、１mm以下の精度が必要なので、正確な診断が必要だからです。

しかも、表面から４～５cm位内側の１mm以下の精度が必要なのです。

なかなか大変なんですよ。鍼灸師も。

最近

ここ最近、かなり凝っている方が増えてます。

普段と変わらない生活をしていたそうなのですが、酷い凝りや身体が傾いてしまっている方がいらっしゃいました。

日中の暖かさに比べ、朝夕の急激な冷え込みのせいだと思われます。

なるべく暖かくし、緩やかなストレッチをしておいてください。

覚えているのは

施術する時うつぶせになってもらうのですが、そのせいで患者さんの顔を覚えられない事があります。

ある程度定期的に来ていただければ覚えられるのですが、年に１～２回位ですとなかなか覚えられません。

しかし不思議な物で、身体を触ると色々な事を思い出します。

前回（１年位前）の時に話した内容や、身体の状態等をです。

これも一種の職業柄でしょうか。

腰痛

身体を捻る事により、腰痛が起こります。

腰というよりは、脇腹に近い部分が張ってしまい、そのまま放っておくとヘルニアみたいに臀部から膝にかけて痛みが出てしまう事があります。

原因としては、TVを見る時、少しだけ身体を捻って観たり、PC作業でモニターが少し横にある等があります。

対策としては、足を肩幅より広めに開き、痛い方と反対の足を一歩前に出します。そして側屈する要領でつま先の方に身体を倒します。

注意点としては身体を捻らない事と、力を入れて伸ばさない事。そして、痛い筋肉がきちんと伸ばされている事です。

息を吐きながら、上半身の力を抜いてゆき、身体の重さだけで伸ばすようにしてください。

ただし、あまりに痛いときは無理に伸ばさないでください。よけい酷くなってしまうので。

ズレ

よく、骨がズレている。といわれる方がいらっしゃいます。

では、どうして骨はズレるのでしょうか？

とっても簡単なことで、筋肉が骨を引っ張るのでズレてしまうのです。

そのズレを治すのも簡単で、引っ張っている筋肉を緩めてあげればよいのです。

無理に骨をずらしたり引っ張ったりしなくても、張っている筋肉を緩めれば、骨は自然と元の位置に戻ります。

ただし、緊張する癖がついてしまった筋肉は、緩めてもまた緊張して引っ張ってしまいます。

ですので、ある程度定期的な通院が必要になってしまうのです。

また、あまりに長いこと骨がズレていると、骨自体が変形してしまうことがあります。

こうなると、外科的に処置をしないと元には戻りません。

そうなる前に、早めに筋肉を緩めましょう。