おはようございます。しおざわ治療院 治鍼堂の塩澤です。
昨夜久し振りに左のうなじが痛くなりました。
100円ショップで買った指圧する道具で指圧して多少治まったのですが、まだ痛みが取れません。
ですので久し振りに金粒をすることに。
一般的には銀粒というのですが、今回は金の玉なので金粒です。
これは直径1.2mmの亜鉛の玉に金メッキをしたものです。
多くの先生方は、皮内鍼や円皮鍼(前者)といったとても小さい鍼を使うことが多いと思いますが、私は金粒や銀粒など玉(後者)を良く使います。
理由は、前者だとチクチクすることがあったり、捨てるときに鍼なのでどうしよう?と悩んでしまうからです。
しかし、刺激は前者の方があるので、多少ツボを外しても効果は出ると思います。
対して後者は刺激が弱いので、ピンポイントで当てないと効果が出にくくなってます。
要はピンポイントでツボを取れるので使っているという事なんですけどね。
さて、ではうなじの痛みの場合、どこに刺激を与えるのか?という事が重要になってきますね。
それは写真の場所になります。
今回はこの場所でしたが、その時によって場所は微妙に変わります。
もう少し下だったり、前だったり。
この場所を特定するのが私達鍼灸師の仕事なんです。
今回は夕方5時くらいに貼り、2時間くらいで効果が出てきました。
痛みは消えたのですが、うなじを触るとまだコリが少し残っています。
私は数日貼ったままにしておきますが、かゆみが出たらすぐに剥すようにしています。
そのまま貼っていたらかぶれてしまいますからね。
首の後ろや目の奥が痛くなったら首の横から前にかけての辺りを指で探ってみてください。
コリコリとした豆みたいな固まりがあるはずです。
そこを指で軽めに圧してみてください。
その豆みたいなシコリが小さくなったら痛みが減ってきますので。