某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

一日4 bottles の赤ワインで107歳の長寿

2016-02-07 02:06:30 | 信じられない本当の話
 2月6日のIrish Independent紙に驚異的な酒のみ男の話が載っていた。スペイン北西部でワイン醸造業を営むDocampoさん。毎日昼飯に赤ワインを二本のみ、夕食にもまた赤ワインを二本、水は一切飲まなかった。それでいて107歳まで元気で長生き。先週亡くなった。年間6万リットル醸造し、そのうち3千リットルを自分で飲んでいたという。この記事には読者のコメントがいくつもついている。皆まっとうで、「一日4本のんで早死した人はニューズにならない」とか、アイルランドでは塩分の多い豚肉加工品などを食しているから長くは生きられない、心臓疾患と癌が多いとか。地中海方面の人々は心臓疾患や癌が少ない。魚も食し、塩分摂取も少ないから健康なのだとか。
 フレンチ・パラドクスというのがある。フランス人はワインを他国の人よりけた違いに沢山飲むのに、心臓患者が少ない。理由は赤ワインにあるポリフェノールだというもの。ワインを飲むのが、薬食いと同じ効果を持っているわけだ。白ワインでは駄目。ポリフェノールがないから。どういうわけか、日本でもアイルランドでも、女性は白ワインを良く飲む。これ以上女性の寿命が伸びないように、神様がこっそり操作しているのかもしれない。
 日本でも画家の横山大観は毎食日本酒を一升飲んでいて長生きだったから、酒に適した特別な体質にめぐまれた人がいるのだろう。私はたいした酒のみではないが、中学以来の親友(福島県浪江大聖寺の住職だった)に戒名をつけて貰ってある。「酒精院鯨飲馬食居士」。鯨飲でも馬食でもないご住職が、煙草だけは止められずに肺がんで亡くなった。大聖寺は東日本大震災と原子力発電所爆発で住めなくなった。最初から原発反対運動を地元の若い人々と(彼も若かったが)行っていたご住職が、原発事故の一年前に亡くなったのはせめてもの救いかもしれない。
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