国政選挙などの供託金が高いことは聞いていた。来年統一地方選挙や参議院選挙があるので、昔から気になっていた供託金についてインターネットで探した。衆議院小選挙区と参議院選挙区は300万円。いや驚いた。為替相場などのせいか同じ国でもかなり違う金額が記されていることがあるが、どの記事を見ても、日本は世界一高い。
アメリカ合衆国、ドイツ、イタリア、コスタリカなどはゼロ。フランスは約2万円だったが批判が強くゼロになった。イギリスは500ポンド(約7万5千円)、カナダ約7万円、アイルランド約5万5千円、オーストラリア約5万円(下院)、インド約2万5千円、ニュージーランド約1万5千円。これらに比べて、韓国150万円、マレーシア約90万円。日本ほどではないがアジアがけた違いに高い。
もう一つ驚いたのは、日本の金額の急上昇。1950年には衆議院参議院とも3万円だったのが、1952年には10万円、次第に高くなり、1975年100万円、1982年200万円、1992年300万円。泡沫候補阻止などという人もいるが、供託金ゼロや少額の上記の諸国が泡沫候補に悩まされているなどということはない。本当のところは何なのだろう。金持ちと組織人以外は立候補すべからず、ということか。供託金増額の経過から見える日本の議会政治史、なんてのは面白そうだ。腹が立つだけだろうが。
アメリカ合衆国、ドイツ、イタリア、コスタリカなどはゼロ。フランスは約2万円だったが批判が強くゼロになった。イギリスは500ポンド(約7万5千円)、カナダ約7万円、アイルランド約5万5千円、オーストラリア約5万円(下院)、インド約2万5千円、ニュージーランド約1万5千円。これらに比べて、韓国150万円、マレーシア約90万円。日本ほどではないがアジアがけた違いに高い。
もう一つ驚いたのは、日本の金額の急上昇。1950年には衆議院参議院とも3万円だったのが、1952年には10万円、次第に高くなり、1975年100万円、1982年200万円、1992年300万円。泡沫候補阻止などという人もいるが、供託金ゼロや少額の上記の諸国が泡沫候補に悩まされているなどということはない。本当のところは何なのだろう。金持ちと組織人以外は立候補すべからず、ということか。供託金増額の経過から見える日本の議会政治史、なんてのは面白そうだ。腹が立つだけだろうが。