某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

小話二つ三つ

2011-07-25 09:42:43 | ぼやき
 畏友の近藤さんから小話を二つ三つ紹介して、とコメントを頂いた。女性の読者もおられるだろうから、当たり障りのないところを少し。多分皆さん既にご存知のものだと思いますが。
 
 森さんというインチキ臭い総理大臣が,クリントン大統領に会いに行った時の話(前にも会っていたらしい。)秘書が挨拶言葉を教えた。「大統領に会ったらまず How are you ? と言いなさい。すると向こうが何か言います。そしたら、Me,too.(私もそうです)と言いなさい。それであいさつは終わり。」 森さん一生懸命暗記した。しかし、大統領の前ではあがってしまって Who are you?( あんただれ?)と言っちまった。びっくりしたのは大統領。とっさに I'm Mrs Clinton's husband.( クリントン夫人の夫です)と答えた。すかざず森さん胸を張って言った。Me,too!

昔アイルランドでこの話をしたら拍手喝采大受けだったが、中国の首相の話として聞いた、という人もいた。その頃からパクリをやってたのだろうか。

 ヤルタ会談の時、ルーズベルト、チャーチル、スターリンの三人で広い邸内を散歩した。途中に橋がかかっていたが、牛が真中に背そべっていて通れない。「まて、まて」とチャーチルがまず牛のところに行ったがスゴスゴと引返してきた。「どうしたんだ?」「いや面目ない。どかないと撃ち殺すぞ、と言ったのだが牛はフンと横を向いたっきりだ。」次にルーズベルトが行った。また、すごすご引き返してきた。「どけば金をやる、と言ったけれど駄目だった。」最後にスターリンが行った。牛の耳元でちょこちょこっと何か言ったら、牛がすっ飛んで逃げて行った。「何て言ったんだ?」「どかないとコルホーズ(集団農場)に連れてゆくぞ、と言っただけだ。」

 ソビエト時代のコルホーズにはそれほど過酷な労働条件のところもあった、ということだろう。

 シベリア奥地のあるマッチ工場が火事になった。工場も倉庫も丸焼けになった。しかし、焼け跡にこんもりとうずたかく焼け残った物があった。近づいてみると、工場で作ったマッチの山だった。
 
 火事でも焼けないマッチ!ソビエト時代の消費物資の質の悪さを皮肉っている。私が大学一年生のころ読んだジョーク。多分リーダーズ・ダイジェストに載っていたのだろう。

 同じ昔のリーダイから。 仮装舞踏会にシャナリ・シャナリと現れた妙齢の美女。黒い手袋と黒いハイヒールだけで、生まれたばかりの姿。スチュアードがびっくりして「お嬢様、そのお姿ではちょっと。」その令嬢すまして答えた「私、スペードの5なのよ」

 これは日本人の作った話かな。さもなければ、金髪嬢が黒く染めたのか。頭は黒ではないわけだから(黒だと6になっちまう)、やはり金髪を染めたという方が正解だろう。
 
 あまり調子に乗らないうちに閉めましょう。おあとがよろしいようで。 
コメント (1)
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