将棋記事の年表を作ってみた

2022年06月01日 | 将棋・雑談

 将棋記事の年表を作ってみた。

 きっかけは将棋ファンの友人タニマチ君で、友が言うには、

 

 「キミの将棋ネタってさー、とっちらかって読みにくくない?」

 

 続けて曰く、

 

 「時系列とか取り上げる棋士とか、戦型もバラバラで、なーんかまとまりないねんなー」

 

 たしかにその通りで、私の書くものは、今日は羽生さん七冠王フィーバーを取り上げたと思ったら、次は大山名人に飛んで、次は谷川さんの十七世名人獲得とか。

 「花の55年組」の活躍を経由して、中原名人誕生や名著『米長の将棋』とか、なるほど古典がメインかと思えば急に藤井聡太を持ってくるとか、やってることに一貫性がない。

 それはまあ、もともと、こんなもん長くやるとは思わず、そもそも最初の「大ポカ」編がタニマチ君の、

 

 「今、将棋ブームやし、ちょっとひとネタやってみたら?」

 

 という誘いでなんとなく初めて、それが好評だったから「妙手」編までやって、藤井猛九段の「一歩竜王」、本来はそこらあたりで終わるはずだったのだ。

 個人的には、これだけは書いておきたかったというのが、

 

 「羽生-泉の順位戦

 「一歩竜王

 「さばきのアーティスト△24飛

 「大山康晴のしのぎ△54金」。

 

 まあ、将棋なんてだれも読まないし(将棋以外もだれも読んでないけど)、そんなもんで充分かな、と。

 それくらいテキトーな感じで書き始めたら、そこそこアクセスがあったらしく、ならばと続けて書いていたら、そのままなんとなく、ここまで来てしまったわけだ。

 こんなんだから、一貫性なんて望むべくもなく、さらには飽き性なので、テーマをもったものをあつかうと、途中でダレてくる。

 実際、こないだの「中原誠名人」編でも、本来なら気合を入れて「中原サーガ」を書いてみようと、「剃髪の挑戦者」「米中戦争」「谷川浩司との死闘」とかも、いろいろと調べたりしたんだけど、途中でめんどうになって、投げだしてしまったのだ。

 まあ、せっかく昔の本とか読み直してみたから、いつかはやると思いますが(やらないかも)、それくらいに根気がない。

 ウケそうなネタ探して、下調べして、そこから編集して動画とか上げてる人、マジですごいッス。

 こっちなんて、ホントにトイレとか風呂の中でフト思いついたものを、なんの脈絡もなくアップしてるだけだもんなあ。

 当然、マーケティングとかも皆無だし。今活躍してる、人気棋士とかあんま出ないし。

 嗚呼、なんてマイナー野郎なんだ。昨今、女性の将棋ファンも増えているというのに、きっとここには一人もいないに違いない。

 いや、世の中には山根ことみさんのように、『詰むや詰まざるや』に目を輝かせるような変……世俗に迎合せず、しっかりとした自己を確立させた女子もいるのだ。もしかしたらここにも、

 

 「源一きゅんの振り飛車がステキすぎて、夜も眠れません」

 

 みたいな女子高生が、いないとも限らない。

 よっしゃ! ここは一番、奇特……将棋史に興味を持ってくれている女性ファン(妄想の中では関根麻里さん似)に向けて、ひとつ流れをまとめてみよう。

 私はこの棋史制作計画を「セルダン作戦」と命名。主に名人戦とか見てるときに(待ち時間が長いものね)カメの歩みでコツコツやってみたら、一か月以上かかりましたが、なんとか完成。

 改めて昔の記事を並べてみると、

 

 「やっぱ、『羽生世代』を取り上げてるのが多いなー。あとは大山先生か」

 「中原-米長時代が、なぜか少ないなあ。たぶん、それやったら自分が書くより『米長の将棋』読んだほうが早いってなるからやろな。あと、升田先生も。でも、升田先生の妙手は、超有名なものばかりで、今さら感があるねんなー」

 「平成後期が少ないのは、処分した記憶の新しい『将棋世界』を買い直すのに抵抗がある、貧乏性やからなんよな。マジで文化系人間は《断捨離》なんて誘いに乗ったらアカンわ」

 

 などなど、自分の傾向がわかって、なかなかおもしろい。

 ということで、次回からしばらく、わが将棋年表を貼っていきます。事務仕事は苦手なので、間違ってるところがあればご愛敬。

 だいたい10年区切りくらいで、現代までたどり着きます。

 これに関しては、おいおいなんでそんな細切れにするのか。せっかく出来たのなら、どーんと一気に放流した方がインパクトがあっていいのではないか。

 という意見はあるかもしれないが、もちろんそんなことをするわけがないのは、ダラダラ更新する方が、その間、私がサボれて楽チンだからである。

 これを機会に、過去の記事も読んでいただけると、とてもうれしいです、ハイ。

 

 (江戸時代・昭和初期から終戦編

 

 

 

 

コメント
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