海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

Pancolar50mmf2とGFX50SII

2024-08-11 | GFX+オールドレンズ

Pancolar50mm f2+GFX

 

Pancolar50mm f2+GFX(44x33) f4で撮影

 

Pancolar50mm f2+GFX(44x33) f2.8で撮影

 

Pancolar50mm f2+GFX(44x33) f2開放で撮影

私が今も使っているPancolar50mm f2は、初期のゴムローレット仕様。このレンズの次世代Pancolar50mm f1.8も使った事があるが、知り合いに嫁入りさせた。その理由は、前期型より周辺解像度が上がったが、絞ってもさほど周辺解像度が変化しないので中途半端だからだ。それと、後期型はアトムレンズで、紫外線照射しても黄変が取れないほど頑固。この前期型の方は、絞りを変えると徐々に周辺解像度が上がり一本で二度楽しめるとも言える。トップの画像はf4で撮影しているが、開放のf2で撮影すると周辺解像度が落ちるのと、深度外のボケの相乗効果で独特の描写をしてくれるので、使い方によっては開放f値のさらに明るい最近のレンズとは一味違うボケ表現が可能。このレンズは、GFXなど中判センサーで使うと周辺光量落ちがあるが補正出来る程度なので、お勧めオールドレンズの一本。Pancolar50mmのf2とf1.8どちらか選べと言われたら、私は迷わずf2を選ぶ。

☆パンカラーに付けてあるフードは、オリンパスOM用ラバーフード。このフードの素材はとても良いゴムを使っていて、今も経年変化してない。これは28mm用49mmのねじ込み式だが、様々な49mm径のレンズに今も使用している。

☆8月8日の日向灘沖地震後に南海トラフ臨時情報も出されているが、この地域のみ注視していると怖いよ。そして、翌日の9日に神奈川で深度5弱の地震。地震の専門家でさえ地震の予知は出来ないので、私達は自分で自分を守るしか方法はない。ちょっと怖いのが、南海トラフより中央構造線の断層。

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GF35-70mm f4.5-5.6用レンズフードをF-Fotoブランドに交換

2024-08-09 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

日本ではF-Fotoが販売している62mmワイド用

 

小型軽量空洞あり

 

GF35-70mm f4.5-5.6の付属の花形レンズフードは悪くないのだが、私は花形フードが好きではない。という事で、日本ではF-Foto(中国製)が販売している62mmワイド型に変えた。このフードに変えてもGFX44x33センサーではフィルターを付けてもケラレなく使えるし、レンズからの出っ張りが少なくなったのでサイズ的に私には理想的なフード。また、フードを付けたままオリジナルのキャップも使える。

レンズフードは余分な光をカットする為の物だが、レンズを衝撃から守るにも必要。そういう意味でもレンズフードはプラスチック製が理想だが、このフードはライカのフードのように三箇所空洞になっているので、レンズ先端に衝撃がかかってもレンズ本体への衝撃が和らぐ効果があるのが良い。エッ、仮性包茎に見えるからカッコワルイ!?  そういう人はフジツボ型フードもイヤだろうね。私は理にかなっていて良いと思うけどね。

GFXは初代から使っていて過去に63mm f2.8と32-64mm f4と50mm f3.5を使っていたが、今はこのGF35-70mmのみ手元に残っている。その理由は沈胴式なのでとてもコンパクトで軽く常用焦点距離をカバーするので、私にとってはとても便利なレンズ。開放f値がやや暗いが、通常はほとんど開放で使っている。

ズームレンズを使う場合は、最初に焦点距離を決めてからフレームするのが基本で、自分の立ち位置からズームリングで焦点距離を変えてフレームしないのはフィルム時代から変えてない撮影方法。

 

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日常の中の美

2024-08-07 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

中国の飲料水ボトル(上海で) CanonFD50mm f1.4

 

過去の画像から

透明なボトルなどを撮る時は逆光が美しい。このボトルは中国のミネラルウォーターボトル(農夫山泉)の倉庫で配達前に撮影したもので、当時はリヤカー付き自転車で運んでいた時代。夏に白のランニングシャツ一枚で汗びっしょりになりながら、このボトルを配達していたオヤジは日焼けで真っ黒だったのを思い出す。私は外出する時に必ず肩にカメラをぶら下げているのは、撮りたい物が目の前にある時に撮らないと二度と撮れない事が多いからだ。

この画像はフジのデジカメに変える前のCanonのデジカメを使っていた時代の画像で、レンズは補正レンズ付きアダプター+Canon FD 50mm f1.4。このアダプターを使うと、焦点距離が35mmフルサイズ換算約65mmになるので遠近感が人間の見た目に近い。

☆オリンピックバレーの日本対イタリアは死闘だった。日本でバレーボールブームがあった頃、私も5戦ほど撮影を経験した事がある。当時はNikon F3モーターに300mm f2.8が定番レンズで、EPT(タングステンタイプISO160)をISO320に上げ一段増感現像。絞りはf2.8でシャッタースピードは1/250と決まっていた。当時はMFなのでピントはとても難しい。今回のオリンピックを見ていると、レンズがコンパクトになり高感度も使えるのでずいぶんと撮影が楽そう。それにしても、日本のバレーボールは強くなったと感心。

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日本も暑いが上海はもっと暑過ぎるようだ

2024-08-05 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

上海の西蔵南路で(2010年夏)

 

過去の画像から

日本も暑いが上海はもっと暑いそうだ。真夏は日本で過ごすと決めているので何年も上海の夏を経験してないが、湿度の影響で日本より上海の方が暑いかも知れない。2010年は上海万博があった年で右肩上がりの絶頂期。誰もが未来はとても明るいと人々は思っていた時代だった。この2年後に反日デモがあり、そして新型コロナを経て今はどうかというと、未来が読めない時代に。日本の経済沈没は前世紀の話だが、経済が沈没すると、最初にリストラが始まる。高級化粧品の会社なんて、これからヤバイじやないかな。

本を読む事はとても大事だが、本だけの知識だけでなく実際に自分で見て経験しないと何事も理解出来ない。最近はマスコミやネットの情報が溢れ過ぎていて、何でも分かっていると思い込んでいる奴が多過ぎる。この件、マスコミの内側にいる奴も結構多い。

☆画像はCanon FD 50mm f1.4+補正レンズアダプター付のレンズなので、本来のFDレンズの描写ではない。この補正レンズアダプター付きFDレンズは、曇りの日か夜に使用する為に使っていたが、ピーカンの真昼間に使うとこんな画像に。

☆最近FBで知らない人から友達リクエストが来てメッセージをくれた人は承認するが、自分で調べれば簡単にわかるような事を平気で質問してくる人や、Lineまで承認しろと言ってくる人も結構いる。ここで言っておくが、私は会った事のない人とはLINEやWeChatで繋がりたく無い。

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次のテーマで使う長玉77mmと90mm

2024-08-03 | GFX+オールドレンズ

GFX50SIIとElmar9cm f4(1x1と65x24専用)

 

GFX50SIIとPentax-FA 77mm f1.8 初期タイプ

 

成都プロジェクトで使う予定の望遠レンズの2本は、Pentax-FA 77mm f1.8とElmar 9cm f4(クモリあり)レンズの2本を選択。Pentax-FA 77mm f1.8(旧タイプ)は外せないレンズで、GFXの44x33センサーをカバーするとても描写の良い素晴らしいレンズ。そして、90mmはクモリのあるElmar 9cm f4は1x1と65x24専用として使う。その他にHektor135mm f4.5もチョイスするが、これはビゾアダプターを使うのでGFXの44x33を十分カバー出来る優秀レンズだ。

望遠レンズを選ぶ時は明るいレンズを好む人が多いが、今はISO感度を上げればまったく問題ないので大きく重いf値の明るいレンズは私にとっては疲れるだけ。

 

Elmar 9cm f4クモリあり

Elmar 9cm f4(クモリあり)は、コンパクトで軽いので常時バックの中に入れてあるレンズだ。このエルマー9cm f4は、前玉が外れるのでViso専用ヘリコイドを使えばGFXの44x33をカバー出来るが、それはElmarit-M 90mm f2.8+ビゾアダプターにお任せしている。

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