海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

呑んだ後に凱旋路から新華路へ

2018-12-19 | 写真日記

ギャラリーの前

 

行きつけの日本料理屋で一杯やった後、徒歩で自宅まで歩く。最近の上海は比較的温かいのだが大気の指数が最悪なので、引きこもり状態が続く。ただ、日本への帰国前なので年内にやらなければならない事と来年の話などの打ち合わせもあるので、外に出ない訳にはいかない。西暦の正月が終わると旧暦の春節を迎えるので毎年1月は慌ただしい。来年の春節は2月5日から2月10日までだが、民族の大移動が始まるので、地方の工場は春節期間中の前後1週間も含めて約3週間稼働しない事になる。

来年は新製品が4つデビューする予定なので、ちょっと忙しくなるかも知れない。

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ワイングラスの中の絵

2018-12-18 | 写真日記

 

 

 

昔よく通ったバーカウンターで、絵を見ながら赤ワインを楽しめた時期があった。客層は、欧米中日と国に関係なく人が集まる店だった。私が酒を呑む時は、一人で静かに呑む事が多い。それは、酒を呑みながら様々な事を頭の中で巡らせていると、新しい発想やアイデアが突如湧き上がってくる事が多いからだ。ただ、条件があって何処で呑むかという環境が大事で、比較的小さな店で私を放置してくれる店に限る。ここ数年、上海で安心して一人で気軽に行ける呑み屋は相当激減し、今は一軒のみ。

近所に一軒知り合いが経営するバーがあったのだが、一人で静かに呑むのは辛い場所だったのでしばらく店の前すら歩いてなかったが、昨日の夕方店の前を通ると工事中になっていた。素人経営だったのと、おそらく契約更新が出来ず手放したと思われる。

昔と違って、今の上海で飲食の店を経営するのは至難の業と言われている。それは、店を新規に出す時にお上の許可が日本の基準より相当厳しいのと、家賃と人件費が異常に高騰しているからだ。私が一軒だけ安心して一人で呑める店も、その周囲の飲食の店が大規模立ち退きで破壊され、人の流れが大きく変わってしまい苦戦中。という事で、大掃除も半分終わったので、昨日はその店で軽く一杯。

 

 

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上海の新宿さぼてんでトンカツを食った後に

2018-12-11 | 写真日記

元アシスタントのスタジオで

 

昨日は以前在籍したオフィスの近くのモールで、新宿さぼてん上海店でトンカツを食べた後、元アシスタント(女性)のスタジオでお茶を飲み猫と戯れる。何だか彼女の体型は、今アジアで売れっ子のイラストレーター秋元机の作品に出てくるようなシルエットに。

先週も上海高島屋で日本のとんかつを食ったのだが以前よりレベル落ちで、スタッフのサービスも含め新宿さぼてんの方が格段に良い。この新宿さぼてんは、以前在籍した新天地に近いオフィスから歩いて1分の場所で、モールの乱立地域の中にあり日本料理屋もある。

一昨日は、上海の丸亀製麺で今のアシスタントとうどんを食ったのだが、スタッフが多い割には仕事が出来てない。私達二人が入店してもこちらが呼ばないと店員は来ない状態。しかも、トッピングの種類は2種類のみ。厨房内でスタッフ5人が集まって笑い声が聞こえてくるので、さぞかし楽しい話題で盛り上がっていたのだろうな。ローカルスタッフにオペレートを任せると、こんなになってしまうというわかりやすい例だ。

このブログを書いていると、日本のとあるテレビ局の制作からメールが来た。これは、内容から察するとテレビ局の下請け制作会社のAD(アシスタントディレクター)だろうと推測。内容は、潮州の茶の画像を借りたいという内容。ところが、名前と携帯番号は記されていたが、所属と会社名が記されてなく5W1Hが欠けている下衆な内容に呆れた。当然断ったが、このADのようなアホが番組を制作しているから、日本のマスコミがマスゴミと言われているんだなというわかりやすい例。

 

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中国人が集めた中国製カメラが一冊の本に

2018-12-09 | 写真日記

 

レフレックス987.2mm f8.2

 

311mm f5と987.2mm f8.2が入ったセットケース

 

数日前に行きつけの中古カメラ屋で、個人が集めた中国製カメラの本を見せてもらったのだが、400ページもある分厚い本にびっくり。その中には、中古カメラ屋のオヤジも知らないようなカメラが相当数あり結構楽しめた。その中に、軍用カメラもあったが、レンズのみ中国製でボディはハッセルブラッドの500CMだった。

軍用レンズで思い出したが、一度だけ高輪のMACカメラで第二次大戦中の米軍の偵察機に取り付けられていたレンズを見た事があった。それはバケツほどの大きさで黄変していて、重さは腰が抜けるほど重かったと記憶している。このレンズはKodak製でEktarと記されていたが焦点距離は忘れてしまった。当時のMACカメラの佐藤さんから聞いたのだが、このレンズは8x10用でトリウムを含んでいて放射線が出まくっているので早く売れてほしいと言っていたのを思い出す。

昔はレンズの屈折率を上げる為に、普通にトリウムを使っていた時期があった。また、ちょっと前まではレンズに鉛も含まれていたが、今はエコガラスに変わりその役目は非球面レンズなどに取って代わったので、もうすでに過去の話に。

この本、そろそろ中国の書店に並ぶそうです。

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GFX50Rが仲間入り

2018-12-08 | GFX+オールドレンズ

GFX50R+Pentax FA43mm f1.9

 

私のGFX50Sと新しいGFX50Rとの交換トレードが元アシスタントと成立。GFX50Sは、ファインダーの出っ張りが私にとっては邪魔だったのと、50Rは若干軽いので私にとっては都合が良いトレード。ただ、今まで他のXシリーズも含め十字キーに慣れていたのだが、50Rにはそれが無いのでちょっと使いづらいが、まぁそのうち慣れるでしょう。

専用レンズもGF32-64mm f4があるのだが、あのボンレスハムを普段持ち出すのはちょっとしんどい。という事で、いつもPentax FA43mm f1.9やPentax FA77mm f1.8などを無理やり使っているが4x3のフルサイズをカバーしてくれるので問題はない。私のGFXの使い方は、フォーマット65x24と1x1がメインなので、35mmフルサイズのレンズは結構使えるものが多いのだ。

来年から始まる新しいテーマは上海ではなく広東省なので、このGFX50Rがメインカメラになるのだ。

 

 

 

 

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