海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

古い物は古いレンズで

2015-08-18 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

ニッサン180

日本最初の消防車ニッサン180(1941年製)がなぜか高輪消防署に。ネットで調べてみると最初に配属されたのが蒲田消防署だったようで、本来なら消防博物館に常設されている消防車。

 

 

古い物を撮る場合は、古いレンズで撮る方がそれらしく写る。日本に帰国し普段持ち歩いているレンズは、ズマリット50mm f1.5とフジノン5cm f2をα7ⅡとX-T1にそれぞれ付けている。X-T1はAPS-Cなので、フルサイズ換算で焦点距離は75mmになる。標準画角とちょっとだけ望遠の二種類でほとんど目的を達成する事が出来る。ズマリットの暴れるボケが必要でない場合はフジノンに交換すれば素直なボケが得られるので、意外とフルサイズとAPS-Cを使い分けるのは便利な使い方かもしれない。

Summrit 50mm f1.4 α7Ⅱ

 

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セバスチャン サルガドをBunkamuraル シネマで

2015-08-14 | 写真日記

日曜日に渋谷で

日本に帰国したら見ようと思っていたセバスチャン・サルガドを渋谷のルシネマで見た。客の入りは約80%くらい。過去の写真と彼のコメントと動画で構成された映画なのだが、映画のスクリーンで写真を見るのは初めて。でも、やっぱり写真は映画館のスクリーで見るものではない。

今回の映画はヴェンダース監督なのだが、ちょっと退屈な映画だった。良かったのは彼の淡々と語る言葉の方が重みがあった。

サルガドはフィルム時代ライカMを使用していたのだが、最近はキヤノンのデジイチをメインにしているようで、ちょっとびっくり。まぁ、動物を撮るのであればライカMでは厳しいからだろうと思う。一瞬だったが、ズームレンズの先端部分を持って回転させている仕草が見えたが、これはPLフィルターを常用しているからだろう。レンズにフードを取り付けて無い理由もそれでわかった。

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別府の鉄輪に行き柳屋に一泊

2015-08-12 | 写真日記

旅館の入口

大分の別府駅からバスに揺られて鉄輪の柳屋へ。最後に純和風の旅館に泊まったのはいつだったか記憶にないくらい久しぶりでもありとても新鮮。ここは素泊まりが出来る事と温泉の蒸気を利用し自炊も出来る新しいタイプの旅館。古い旅館を丁寧に改装した趣のある風情は、自分が日本人だと再認識させてくれる素晴らしい空間。

 

地獄蒸し場から自室へ

 

共有の間

鉄輪の柳屋は白人の外国人客も多く、古き日本を体験出来る場としても有名だ。外国人が日本に来て日本風の風情を味わえないとはよく聞く話。彼らは靴を脱ぎ畳の上で布団を敷き浴衣を着てみたいという願望は昔からあったのだが、それがかなう宿は敷居が高く感じていたようだ。でも、近年ネットでの情報が広がり旅館に泊まりたいという外国人はすごく増えている。

 

たえず温泉の蒸気が

この別府の鉄輪にある柳屋は、私のお勧め旅館。この近辺の路地は、路面からたえず温泉の蒸気が上がっていてとても風情があるが、お勧めはやっぱり冬が一番雰囲気がありそう。もう一度泊まりたい宿というのは意外と少ないのだが、この柳屋はもう一度泊まりたいと思わせるほどサービスもすばらしい。

 

昭和が

柳屋の近くのヤング劇場

柳屋の近くにはヤング劇場という大衆演劇を見る事が出来る昭和風劇場もあり、ここは素泊まりも出来るそうだ。でも、何でヤングなんだろうね。もうすでに「ヤング」は日本語としては死語になっているので、昭和風ともいえる。

この日使ったレンズは、ズマリット50mm f1.5のみ。こういう風情にはズマリットの開放描写がピッタリ。

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大分の由布院は日本人を探すほうが難しい

2015-08-11 | 写真日記

泊まったホテルから見える由布岳

 

JRで大分の由布院駅に到着しタクシーに乗るとドライバーから英語で話しかけられたのだが、彼にはどうも私が外国人に見えたようだ。それくらい今の由布院は韓国人と中国人だらけで、日本人を探すほうが難しい。 

 

この撮影時は数台のバスが去った後なので人は少ない状態

色々と地元の人の話を聞くと、潤っているのはホテルと一部の飲食店のみで、土産物屋ではほとんど買い物をしないそうだ。彼らが金を落とす場所は、ツアー最終日に向かう博多だそうだ。そりゃそうだろう、由布院で家電やブランド物は売ってないからね。 それにしても、中国人観光客のマナーの悪さは、その他のアジア人より抜きん出るくらい評判が相当悪い。


夕飯はツアー客が来ない場所でゆっくりと

 

上海から静粛と自然を求めて来た由布院が上海状態だとは思わなかったので、なるべく団体客が来ない山の上を目指し緑を楽しむ。多分、由布院には二度と来る事はないだろうな。

Summrit 50mm f1.5 α7Ⅱ

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クソ暑い上海から暑い日本へ

2015-08-03 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

本日よりクソ暑い上海から脱出し日本へ

日本も暑いようだが、まだ緑があるから気分が違う

それに安くて新鮮で安心して食べる事が出来る日本料理と酒がある

まだ知らない街に3日ほど寄り道し東京へ向かう予定

このガリバーのウォシュレットは、人民広場の外側にあるのだが今も稼働しているのかどうか

水がきれいであれば、こんな事をしてみたいと思った事を記憶している

早朝のタクシーは居眠り運転をやらかすドライバーが多いので、空港近くのホテルに前泊するのが定番になった

 

上海浦東空港近くのホテルより 

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