海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

日本のビールは美味い

2023-08-26 | 写真日記

 

日本に戻る度に新しいビールが発売されているような気がするが、最近は家で飲むビールは"本麒麟"がメインに。でも、やっぱり一番好きな日本のビールは麒麟の"一番搾り"だ。

上海では、ハイネケンか一番搾りを買って家で飲んでいるのは、中国のビールで美味しいと思うビールがないからだ。中国のビールがなぜ薄味が多いのかといえば、おそらく中国料理の味が濃いからだと勝手に思っている。それと、中国では今までビールを常温で飲む習慣が長かったのも、理由のひとつかも知れないね。

私は経験した事がないが、1980年代に中国の田舎に行った人に聞くと、生ビールをオーダーすると洗面器で運ばれて来て、それを茶碗で掬って飲んだと聞いた事がある。しかも、その生ビールは常温だったそうだ。はっきり言って不味そう。それと私が通っていた1990年代も、コーラを常温で飲んでいたのは私も知っている。

今までビールが美味しいと思った国は、ドイツのミュンヘンだった。この街は、ビールに関しては基準が厳しくグラスに赤線が記され、ビールグラスの泡の位置が決まっていて、それが厳格に守られているのがミュンヘン市内のレストランなのだ。また、小さめのグラスで飲む店もあり、それを飲み干すと勝手にビールがテーブルの上に置かれる店もあった。なので、グラスにビールを少量残すのが打ち止めの意味になるのだ。

☆中国のビールで私が一番好きなのは、新疆(ウイグル)の黒ビールだ。ウイグル料理屋に行けば必ず置いてあるが、必ず冷えたビールと言わない限り常温のビールが出てくるので注意。まぁ、これは中国のどこへ行っても、今も変わらない習慣なのだ。

☆「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」という広告が有名になった。と言っても1958年の話で、ビールの生産に適した原料のホップの産地の緯度を並べたもの。後にTVCFでも再び使われていたので、今もなぜか耳に残っている。そのCF→コレ


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