上海の森ビルでペンタックスの新しいカメラK-30の発表会に行ってきた。触った感想は、このクラスで視野率100パーセントを確保しながら防滴防塵処理されているのは驚きで、雰囲気は小さなガンダムという感じ。そして、ファインダーを覗いて驚いた。私がメインで使っているキャノン5Dmarkよりピントの山がつかみやすくとても明るい。また、自動電子水準器が搭載されているので若干ではあるが、自動で水平を出してくれる機能はすごい。今回思った事は、この機能を発展させセンサー部をティルトさせたりシフトさせる事ができればすごいカメラになる。前世紀の話だが、ノブレックスの回転式パノラマカメラには、5mmほどレンズをシフトさせる事ができる機能が付いていたのだが、狭い上海の路地裏を撮影する時に、この機能はすごく役立った。仮に将来ペンタックスがレンズ交換可能なAPS-C(出来ればフルサイズ)のミラーレスを出す予定があるのなら、このティルト&シフト機能を発展させ搭載してほしい。それに、アオリ機能が付いたレンズがあればインテリアや建築の撮影がもっと楽になる事は間違いない。
RICOH GXR A12MOUNT Nokton classic40mm f1.4
シフト機能は、すでにK-5,K-7には実装しています。
■もう雲台の調整に手間取らない。【構図微調整機能】
www.pentax.jp/japan/products/k-5/feature_3.html
さらに発展させて、GPS-UNIT(オプション)で天体を自動追尾できます。
■アストロトレーサー
http://www.pentax.jp/japan/products/o-gps1/astrotracer.html
これが出来ればティルト&シフトレンズと組み合わせると4x5カメラのようなカメラになるのではないでしょうかね。