75mm f8 (ホテル隔離中に窓ガラス越しに撮影44x33)
150mm f8 (ホテル隔離中に窓ガラス越しに撮影44x33)
前世紀に販売していたミノルタのMD Zoom 75-150mm f4をGFX50Rで撮影したが、私にとっては十分使えるレンズ。2m付近から近距離では少しケラレが発生するのと44x33では四隅が若干解像しないが、通常の撮影ではほとんど問題ないレベル。私がフルサイズ(24x36)のカメラを使っていたら間違いなく常用レンズにする性能だ。前世紀に球面レンズのみでこれだけの性能を出したミノルタの技術は凄い。
1989年にCanonがEOS用に非球面レンズを使い開発したZoomが出た時に、やっと使えるズームが出たという事で、ほとんどのプロが恩恵を受けた。その時のレンズは、EF28-80mm f2.8-4LとEF80-200mm f2.8Lだった。つまり大三元レンズの元祖といえる。
ミノルタは唯一関西の会社で、私が初めて使ったミノルタのレンズはスタジオマンだった頃に、CL用のM-Rokkor40mm f2だった。ミノルタの一眼レフ用の古いレンズを知ったのは、7年ほど前からでXシリーズで使っていた。その後、様々なメーカーの古いレンズを試したが、一貫して描写が私好みなのがMCやMDのロッコールレンズだ。Leicaのレンズ描写が好みなら、国産のRokkorもきっと気に入ると思うよ。
このMD Zoom 75-150mm f4は、かわいそうなくらい安い値段で売っているが、綺麗なレンズに出会ったら一本買っておいて損はない性能のレンズだ。特に35mmフルサイズのミラーレスで使う場合は、最適だろうな。
☆私のGFXのメインフォーマットは、65X24と1X1がメインで時々44X33。
☆過去MD 75-150mm f4のブログ→ココ
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