海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海から寧波方面へ

2015-09-27 | 写真日記

泊まったホテルから

上海から車を飛ばし約3時間かけて寧波方面へ。相変わらず空気は良いとは言えないが、こればかりは仕方がない。泊まったホテルから外を見ると、前回行った時より空気はまだマシ。相変わらず売れないマンションだらけだが、今も建設中の建物も多い。

 

工場の裏手は見栄えのしない荒れた畑と新たに養殖用の池が掘られていた

 

工場に着いて香港の同業の社長も含め8人で昼飯へ直行し、ビールと紹興酒で何度も乾杯が始まり約20種類の料理を私は控えめにいただく。その後は会社に戻り定番の中国茶タイムが始まり世間話。この時、新製品の話は色々と事情があり後半さらりと流した程度で終了。そして、昼食終了後4時間後に夕食タイムが始まり昼と同じ量の料理と乾杯が待っていた。という事で、新しい商品のアドバイスは翌日に持ち越しとなる。

中国での仕事は何事も時間が読めないし何がどうなるか分からない事だらけで、予定通り事が運んだら奇跡だと思った方が良い。なので、日本でちゃんとお勉強した超マジメな人達にはそれが相当苦痛なようで、躁鬱になり精神的に病んで帰任した人も多いし過去自殺もけっこう多かった。私だってきっちりと仕事をした方が気持ちが良いし時間の節約にも繋がるので集中して仕事をしたいが、そうは事が運ばない事を知っているので、のらりくらり成り行き任せにして仕事をしているのでストレスはさほど無い。それよりもつくづく自分が酒が呑める体質で良かったと今でも思う。

☆しばらく使ってなかったX-Pro1とXF18-55mmを今回使ったのだが、やっぱりズームを使うと写真が下手になる事を実感。初心者で写真が上手になりたいなら、最初に標準ズームレンズを買わない事だ。一本の単焦点レンズ(APSなら標準の35mm)を使いこなした方が格段に写真は上達する。ズームなんてそのずっと後に必要であれば買えば良いし、新しいレンズを買うならズームではなく更に単焦点レンズを買う事をお勧めする。

 

 


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