海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

6月24日はイギリスのEU離脱が決まった日に

2016-06-26 | 写真日記

6月24日はイギリスのEU離脱が国民投票で決まった日で、これは将来必ず教科書に出る歴史的な日。大方の予想に反してEU離脱が決定したのだが、この件で将来世界がどうなるのか世間では色々と言われているようだ。でも、実際にどうなるのか誰もわからない。ただ確実なのは、これに端を発して世界中が混沌とした時代に突入しそうな雰囲気。昨日の為替相場も対ドルで一気に円高へ向かい、昨年末一元19円台だった人民元もジワジワと下落し15円台になりおそらく今後更に下げるだろう。

この日、前世紀からお世話になっている虹口区の「麺大王」へ行き、ママに頼まれていた龍角散を届けて一杯。ちょうどそこに居合わせた上海人の宴席に無理矢理押し込まれ白酒で乾杯。彼らは私とほとんど同じ年齢なので、文革経験組の生粋の上海人。この年齢層は酒に対して昔の呑み方なので、どのくらいの量を呑んだかが自慢の一つでもある。今の会社経営者はこの年代の人達が多いので、酒が呑めるか呑めないかで仕事が円滑に進むかどうかも関係あるのが辛い。今の中国では呑めないより呑めた方が格段に信頼度があがるが、若い経営者や海外を知っている経営者には、これが当てはまらない。

 

この雰囲気は、今の若い草食系日本人には絶対に入り込めない世界

 

 喧嘩しているのではなく、オッサンもオバハンも普通にこういう話し方をするのが中華風

 

白酒専用グラスで乾杯 左が私

 

来週の火曜日から寧波方面の工場へ数社行き交渉と打ち合わせがあるのだが、またこんな宴会が昼と夜にあるので今日から禁酒し体調を整える予定。

☆イギリスEU離脱のニュースの横に、埼玉がうどん県に名乗りを上げ香川と対抗するというくだらないニュースが並んでいた。日本の餃子の世界もそうだが、小さな狭い日本の中で量を競わず世界にうどんで打って出るくらいの心意気が無いのが相当情けない。うどんや餃子の消費量で日本一になって、その後どうしたいのかなと思う。

X-Pro2+XF35mm f1.4


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