海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

入口の扉

2016-10-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

上海虹口区で

 

潮州の龍湖で

 

潮州の龍湖で


入口の扉はその家の顔のような物でもあり、その土地の気候風土や歴史によって様々な特徴がある。この入口の面白さを知ったのは、広東省の潮州へ行った時の旧城内と更に歴史が古い龍湖へ行った時。潮州の旧城内の扉は驚くほど狭いし、龍湖は扉の奥に更に扉があるのは昔の海賊などの攻めから家を守る名残のようだ。さらにここは雨が多く溢れた水が侵入しないように取り外し可能な関があるので、通常はまたいで入らなければならない。扉だけ撮影しても飽きないくらい。

CanonFD50mm f1.4+補正レンズ付きアダプター

★相当笑えるニュース記事

映画やテレビドラマの中でカメラマン役が出ると、どうしても気になるので目が釘付けになるのだが、日本の映画やドラマの中に出てくるカメラマンやカメラを使っているシーンでは、ほぼマトモなシーンを見た事がない。演技指導も含め専門分野の人が現場にいないので、どうしても違和感を感じるのだ。今回の三菱自動車のCMには大笑いしたが、制作の人相当に落ち込んだろうなぁ。CMはコレ

★何事も落ち目になると、自分の責任でなくても負のオーラが付きまとうもの。




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4 コメント

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東平 (かいはら)
2016-10-26 11:31:11
りっちゃん
東平もまた地方独特の扉があるのでしょうね。
今度ブログでアップ願います。


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 (かいはら)
2016-10-26 11:27:15
陸田三郎さん
大陸は広く地方へ行けばその地独特の風土があるので
住む家も構造も異なり面白いです。
ただ、それらが今コンクリートに変わろうとしているので、
今後は、何処に言っても同じような建物が並ぶ日が必ず来るでしょうね。

これらの写真は、古いレンズを使い銀塩と同じように
コントラストなどを変えれば簡単です。

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わたしも好きです (りっちゃん)
2016-10-26 09:59:09
上海でボロボロの扉を見ると思わず写真に撮ります。

東平の村は家がボロい土壁なのですが
玄関というのか扉には飾りをしている家が多いです。
日本人のわたしには珍しくて
村に散歩に行く度に興味深く見ています。
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重厚ですね (陸田三郎)
2016-10-26 07:01:26
初めの写真は中世欧州のカトリック教会の扉かと見紛いますね。2-3枚目は中国のものとわかりますが、最近の中国に氾濫する軽薄な意匠とはまったく異なる本来の中国の重み、深みを感じます。海原ワールドですね。こういう写真を一枚でも撮ってみたいと思いますが、素人には無理ですね。
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