海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

何だか活気が無い雰囲気の上海

2014-07-15 | 写真日記

 

昨日は久しぶりに天気が良く湿度も少し低かったので、久しぶりに日本人村方面の古北へ足を運ぶ。いつも混んでいるカルフールを横目に見ながら、目指すは日本人が経営している本物の蜂蜜を売っている「蜂蜜屋」へ。そして、近くのDVD屋を冷やかしで覗いた後に、歩いて自宅まで向かったのだが、なんだか街に活気も無いし歩いている人もかなり少ないので、日本の地方にタイムスリップしたような雰囲気。

 

一番多いのは夏休みに入った子供達

最近、携帯電話に不動産の売り込み電話がよくかかってくるし、街では不動産屋が路にスタッフを立たせて看板を立ててまで売り込みに必死状態。 街の店舗には客はおらず開店休業状態の店も多く、家賃の値上げに耐えながら店をやっているとしか思えない店も多い。

お上からの通達で、公務員は贅沢しちゃダメよ政策の影響が相当あるとすると、もしかしたら中国の消費は公務員とそれにぶら下がる人達が支えてきた事になりはしないかと勝手に思いながら新華路を目指す。

ただ、今年に入って感じるのだが、躙り寄るようにじわりじわりとバブル崩壊に向かっている気がしてならない。資本主義を知らない人達には、バブル崩壊と言っても本当のところどうなるのかわかってない人がほとんどだし、銭一筋の欲の塊が冷凍されたような人達ばかりなので、経済がおかしくなると何が起きるのかまったく想像がつかない恐ろしさがある。

 

 

ちゃんこ玉海力の冷やしチャンポン麺

 

この日、久しぶりに歩き回って古羊路まで来た時、何だか無性にビールが飲みたくなったので「ちゃんこ玉海力」でビールと冷やしチャンポン麺を食った後に新華路まで歩く。大気の状態は良くなかったが、以外と涼しく気持ちの良い日だった。

 

 


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6 コメント

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いずれはゴーストタウン (井上@元打浦橋@元上海)
2014-07-15 07:52:13
日本人村の古北が元気がないというのは、日中関係のモヤモヤのため、
日本人が少なくなったからなんでしょうか?
古北というところは、いずれは日本人村という位置づけから、
地元中国人の街に変化して行くかな、と予想したのは10年前。
でもやはり、家賃が高いままなので中国人も根付かないのか・・。
へたすりゃ、古北はゴーストタウン化して行くかも。
古北は本来は外国人居住地区というコンセプトで出来上がった街だと
思うんですが、今や外国人が住む地域は上海全体に広がっていて、
古北の存在価値は大きく減退してるんでしょうね。

そうですか、バブル崩壊の足音が聞こえてきましたか・・・
地方都市は完全に崩壊の真っただ中、
上海ですと郊外の物件には既にその兆候が・・・
しかし、中心部ですとまだなのかなと、思っていますが、
それも時間の問題でしょう。
私、北京にまだ2つ残っていまして、カアちゃんに早く売れって
言ってるんですが、日本のバブル崩壊を知らないカアちゃんは、
まだまだ、と考えてる。困ったもんです。
私の知り合いには、上海で家を買った日本人何人かいるんですが、
その中国人奥さん達、皆さんまだ強気なんですよね。
バブル崩壊の恐ろしさ知らないんでしょうね・・・って、
実は私も日本でのバブル崩壊は肌で実感はしていません。
当時は不動産投資になんて全く興味なかったですから。
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私の直感ですが (かいはら)
2014-07-15 11:16:50
井上さん
カルフールには少し客が入ってましたが、以前ほどの賑わいはなく、水城路を歩いても日本語や日本人の子連れチュー妻を見たのは一組だけ。
大気の状態が悪いので、自宅缶詰になっているのかもしれませんが…。
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じわじわと (Hironeko)
2014-07-15 22:57:00
きてますねぇ。
世界の工場としても世界の市場としてもヤバイか!?
まぁ、日本もお隣さんの心配ばかりもしていられませんが。

冷やしチャンポン麺、う~ま~そ~!
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冷やしチャンポン麺 (かいはら)
2014-07-16 01:49:25
Hironekoさん
上海玉海力の冷やしチャンポンお勧めです。
次回、上海で一杯。
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足音が聞こえてくると (齊藤)
2014-07-16 07:43:39
バブル崩壊の懸念が言われて長いですが、実際の感覚として迫っていると言われるとやはり怖いですね。
久しぶりに上海に行きたいところですけれど。もうフィルムを使っている人は皆無でしょうか?
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じわり (かいはら)
2014-07-16 12:51:21
齊藤さん
不動産の悲惨さは、中国の地方へ行くとよくわかります。それが、ゆっくりと都市部に向かっている感じです。(私の感覚だと)
フィルムを使っているのは、一部の作家と欧米人の一部くらいではないでしょうかね。



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