海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海禁煙条例その後 2020年11月現在

2020-11-21 | 写真日記

「タバコを吸うな」の日本語訳がとても良い

 

上海で禁煙条例が出たのが2017年3月1日。外では一切喫煙は問題ないが公共施設の室内で喫煙すると、個人は約3200円で事業者には約50万円の罰金が待っている。中国でマナー違反が罰金となると意外とルールを守るのが中国人で、これは交通ルールとゴミ分別も同じ。今は電子警察(監視カメラ)が見張っていて、交通違反をすると自動的に罰金通知がドライバーに届くシステムになっているので、上海では信じられないほど交通マナーが上がった。それと、上海でのゴミの分別が昨年の7月に開始され一年以上が経過したが、これもほとんど完璧に近い状態で定着した。私の住んでいる団地は、朝の6時から9時までと夕方は6時から9時までしかゴミを捨てることは出来ず、必ずゴミ担当の居民委員が常駐していて分別のアシストをしてくれる。このゴミの分別は世界でもっとも厳しい分別方法なので、最初は捨てる側も管理側も戸惑いがあったが、最近はしっかりと定着。生ゴミは豚の餌に加工され再利用するという徹底ぶり。

以前上海に来た事がある外国人が再び上海に来たらどう思うか、きっと違う惑星に来たのではないかと思うくらい驚くと思うよ。ただ、地方都市や田舎はどうかというと昔のままのようで、地方へ行くと懐かしいなと感じるかも知れない。

☆画像は時々行く足マッサージ屋の日本語訳だが、想いと気持ちがこもっていて好き。

 

 

コメント (2)
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