海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

淘宝で買うと

2012-01-16 | 写真日記


中国の淘宝は、何度かお世話になっている。本日室内用照明器具が届いたが、相変わらず木枠でフレーム処理してある。この木枠はとても良いのだが、工具が無いと絶対に開封できない。

この国は、商品の中身が何であろうと配送業者は商品が入った箱を投げるように扱うのが普通なので、梱包が厳重なのだ。昨日も荷物を指定の場所に取りに行ったが、オフィスに4人居たスタッフの内、一人のネーチャンが対応しているのみで、後の男2人はネットでドラマを見ていた。オフィスの外では、客の荷物を足で蹴りながら移動させており客に対して偉そうに指で指示。クソのような会社だった。

ネット販売が多くなり色々な配送会社が増えたが、サービスが向上したのは一部の民間の会社のみで、相変わらず国営の郵便を扱う会社はひどい。時々、荷物が無くなる事があっても保証はない。(私はラッキーな事にまだ経験無し)

上海でよく見る荷物の扱い方は、次の通り。トラックに荷物を投げ込む。トラックから荷物を降ろす時にも効率を重視し投げるように扱う。カートに積めるだけ荷物を載せるので、運ぶ途中で荷物がころげ落ちるのは当たり前。

このような事が当たり前なので、電化製品などを買った時に、その場で店員と一緒に動作確認しないと物が買えないのだ。

この国で信頼できる配送会社は、ほとんどが外資系だ。その中でも日本のクロネコは教育がしっかりしていて頼もしい。

数字での経済は発展しただろうが、その中身はボロボロだ。この国の人口と広さを見ると、全体的な民度の底上げは、この国の永遠のテーマなのかも知れない。

Ricoh GXR MOUNT A12 Leica Summilux-R 50mm f1.4


コメント
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