社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

広がるバードピア運動

2011-12-07 13:21:12 | 気になった記事

■12月6日(水)朝日新聞朝刊

バーピア運動の記事が掲載されていました。

バードピアという言葉は、野鳥(バード)と楽園、理想郷(ユートピア)を組み合わせた、野鳥をはじめとする身近な生き物の楽園という意味で、バードピア(野鳥たちの楽園)と名づけたものだそうです。

バードピアは、主として都市域など人の生活、生産などの活動に供されている様々な場所について、その本来の目的に支障のない範囲で有効活用し、配慮、工夫しながら鳥たちが棲みよい環境をつくり、また、管理していく場所。

 バードピアづくりは、決して難しいものではなく、また、特別な方法、技術が必要なく、鳥たちのために幾つかのこと配慮すればいいらしい。

典型的なバードピアとして住宅の庭があり、この場合のバードピアづくりの基本は概ね次のようなものです。


(1)樹木などの植栽
広葉樹、特に実のなる木や花密の出る木などを植えたり、また、鳥をはじめ昆虫、小動物など、多様な生きものの隠れ場所となる低木や草本植物などを植えて、茂みをつくります。緑が多い庭は鳥たちの棲みよい場所になります。ただし、植える木や植物は日本の在来種とし、できれば郷土の種を選んでいただきたいと思います
 

(2)水場づくり
水飲み場、水浴び場も鳥にとって大切です。また、水辺は身近な生きもののすみかとなります。池などがあれば理想的ですが、大がかりなものでなくても、バードバスのようなものがあれば大丈夫です。
 

(3)生きものの生息場所づくり
樹木などの植物を植栽すれば、昆虫、両生は虫類などをはじめ、多様な小動物の生息場所をつくることができます。できれば庭の一部に昆虫たちのために落ち葉などを残したり、地面の凹凸を均さないで置くなど、変化をもたせる工夫をしていただきたいと思います。

バードピアづくりに参加を希望される方は、申込み書様式に必要事項を書き込んで送ればいいようです。

登録申込み書については、事務局がバードピア・アドバイザーを交え、バードピアづくりが将来的にも進められる可能性などの簡単な記載内容の確認審査を行った後、登録証が送られます。

なお、登録されたバードピアは、申込み者の承諾が得られる範囲でホームページに掲載することを予定しています。

詳細は以下のURLをご覧ください。↓

日本鳥類保護連盟
 
http://www.jspb.org/birdpia/birdpia.html

早速、我が家のバルコニーも登録してみようと考えています。メジロ、オナガ、ムクドリ等結構、野鳥がやってきます。

 

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