社員個人の活動について紹介します。
6月14日に川崎市子ども夢パークにて、夢パーク所長の西野博之さんの講演による“遊び場の持つ力~子ども夢パークからみえてくるもの”という講演会を開催しました。この講演会の主催は、夢パークに関わるボランティア団体である夢パーク支援委員会という団体です。僕は、この団体に所属しており、今回の講演会では、ファシリテータを務めさせていただきました。
夢パーク所長、西野博之さんとは、NPO法人フリースペースたまりばの理事長をされており、不登校児をはじめ子どもが安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでいる方です。本当に子どもひとりひとりのことを真剣に考えられており、僕が尊敬する人のひとりです。
この講演会の参加者は、主に普段夢パークに遊びに来ている子どものお母さん、そして川崎市内でプレーパークを展開している団体のみなさんでした。
西野博之さんの講演会では、遊びがもたらす子どもの育ちを中心に、地域のつながり、いわゆる地域コミュニティについてのお話もしていただきました。
遊びがもたらす子どもの育ちについては、最近の子どもたちの自信のなさについて触れられ、そして大事なことは、子どもをおとなのレールにのせないということを話されていました。
そして、地域コミュニティについては、地域の方々が関わる子どもの遊び場づくり、居場所づくりの大切さが語られ、そこから生まれる地域コミュニティについて語られました。
また、一般的な公園の決まりごとの多さが、子どもの育ちを阻害しているという話がされ、身近な場所でのプレーパークのような、遊び場づくりの大切さが話されました。
参加者からは、特にプレーパークづくりに関わっている方々から、暗中模索でプレーパークづくりをやっているが、この講演を聞いて元気をもらいましたと感激されていました。