社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

「竹ベンチづくり」を学ぶワークショップを開催しました

2017-02-28 13:03:33 | 里山

現在、川崎市麻生区早野地区において

「魅力ある里地里山づくり推進計画」のお手伝いをしています。

その一環で、2/24と25日の二日間、竹ベンチづくりのワークショップを企画・開催しました。

講師には千葉県長生郡のNPO法人「竹もりの里」の鹿嶋氏をお迎えし、

二日間で4つのベンチを作製することができました。

作業時間は初日が6時間半で二日目は約3時間。

NPO法人「竹もりの里」のURL:http://takemori.org/

 

今回は試行的に実施したものですが、

出来栄えもよく、楽しく作業ができたことから、参加者にも好評でした。

次回は、市民のみなさんにも、参加していただけるような企画・開催ができればと考えています。

【趣旨】

■竹の再生利用の推進

○孟宗竹は成長が早く、里山環境を悪化させる要因であることから、間伐を定期的に進めることが求められています。

○ここ早野聖地公園内では、里山ボランティアグループや東京農大の協力により、孟宗竹の間伐が進められています。

○また、間伐した竹についてはその利活用が求められ、今回その利活用の一つとして、早野地区内で不足する休憩スペースとしてベンチをつくることとしました。

○多くの関係者がベンチづくりのノウハウを習得することで、手作りベンチを少しずつ増やしていければいいなと、考えています。

■ウォーキングを楽しむ人の休憩場所の提供

○最近は、個人でのウォーキング及びグループでのウォーキングツアー等が盛んになってきたことを考えると、適切な場所に、休憩スペースがあることで、より快適にウォーキングが楽しめるようになるのではと考えました。

 

▽二日目の参加者と出来上がった竹ベンチ前で記念写真

▽作業中の写真

 

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宮崎県五ヶ瀬ハイランドスキー場のCMが話題 が、存亡の危機

2017-02-22 13:38:52 | 気になった記事

1か月ぐらい前に

株式会社まぐまぐが配信する「ジモトのココロ」で

「客が激減でピンチ!宮崎県五ヶ瀬ハイランドスキー場のCMが話題」

http://jimococo.mag2.com/kyushu/miyazaki/14594

というニュースが送られてきて、そのCMを楽しませてもらったが、

2/21(火)の日経夕刊に、やはり客足が伸びず

町が「今シーズンの採算ラインの4万人が来なければ閉鎖もやむなし」

の方針を宣言した。と報じられていた。

2/20までの入場者数は2万6千人。営業は3/5まで。

お近くにお住いのスキー好きのみなさん、週末は「五ヶ瀬ハイランドスキー場」へ是非お越しください。

閉鎖されたら、スキーを気軽に楽しめなくなりますよ~~。

 

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まち歩き(自由が丘から中目黒):その3

2017-02-16 20:05:27 | まち歩き(東京)

ちょっと勘違い。

駒沢通りをまっすぐ北に進むと目黒通りにぶつかると思いながら歩いていたが交わらないことがわかり、

コースを変えて、駒沢通りから東側の住宅地に入る。

適当にうろうろしていると、「中目黒大使公邸AMBASSADORS' RESIDENCE」という建物があった。

調べてみると、いくつかの駐日大使の公邸が入っている、民間のマンションのようだ。

でも、民間のマンションでこういうネーミングってOKなわけ???。

その横はタモリさんと横尾忠則さんの好きなY字路。

確かにY字路って面白いかもしれない。

ここに立つ建物って、なんか特徴的なものが多いような気がする。



この横におもしろいお店(=walts)があった。

最近、見直されてきたラジカセ、カセットテープ、レコードを売っているお店なのだが、こんな場所に誰が買いに来るのだろう。

山手通りにでると、妙に目立つカラーリングのビルが目に留まった。

山手通りから目黒通りに入る。

なぜか、また学芸大方面に戻る感じになってきてしまった。

元競馬場前バス停。

この裏側の住宅地に競馬場のコーナー部分が道路として残っていた記憶があったので

住宅地に入ってみたが見つからずじまい。

あとで地図をみたら、このすぐ裏にあった。

地図なし、スマホなしで歩くと、どうしてもこういう問題が出てくるが止む無し。

その分、偶然の出会いがある。

うろうろしていたら、きびきびした掛け声が聞こえてきた。

消防署のうしろに出た。訓練中だった。

再び目黒通りに出る。

このあたりの家具ショップ、インテリアショップの集積はすごい。

その中で見つけたお店。この右側の椅子、僕の椅子と同じ。

ちょっと背もたれが違うが。僕のは穴があいていない。

ちなみに村澤一晃デザイン/PePe アームチェア。

PePeは胡椒という意味だそうです。

胡椒のような技術の隠し味が効いているデザインの椅子だそうです。

なかなか入るチャンスがない、この界隈では老舗の鰻屋らしい「宮川」。

同じく老舗の揚げまんじゅう屋さん「御門屋」。自宅用に6つ買って帰りました。旨いです。

その反対側にあったステーキ屋さん「リベラ」。とても惹かれます。一度入りたい。

昭和の香りですよね。

このあと、結局、学芸大駅まで歩きました。

また新しい発見のあった13.5kmのブラぶら歩きでした。

次は何処へ??

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まち歩き(自由が丘から中目黒):その2

2017-02-15 18:20:06 | まち歩き(東京)

呑川緑道を都立大学駅方面に進む。

緑道を跨ぐ連絡通路が見えたので何かと思ったら小学校と体育館を結ぶ連絡通路だった。

右側に日当たりのいい高層のマンションが見えてきた。

ここまで日当たりのいいマンションはなかなかない。

これは、共有中庭的機能を持つ道路のある、今風の戸建て住宅開発。

 

緑道はジョギングする人も多い。

都立大学駅。

都立大学駅から目黒通りへ。

碑文谷ダイエー、現在はイオンの先を学芸大学駅方面に進む。

途中は閑静な住宅街。所々に住宅をリノベーションしたカフェなどが見られる。

学芸大学駅前の商店街は人通りが多い。

このあたりの高架下は新しい小綺麗な店舗が多い。

もう二時半。お腹もすいてきた。

線路沿いの路地を歩いてたら、カウンターだけ小さなレストランがあったので入ってみた。

 

本日の「チキンガーリックソティ」を注文。

目の前で若いシェフが調理。10種類ぐらいの旬の野菜が皮も剥かず、ぶつ切りで、次から次にフライパンに放り込まれる。

そして、これらの野菜と野菜汁を焼いていたチキンにかけて完成。プラス五穀米。

野菜好きにはたまらない。満足。

食後にコーヒーを飲んでしめて1350円也。

ブチ贅沢なランチでした。これでこの値段はお得。

レストラン名はlesson。お薦めです。

レストランをでて駒沢通りを中目黒方面に進む。

塀にきれいな模様が描かれたお宅発見。

家とこの塀の絵柄のミスマッチ感がいい。

このあたりは小さなお店が多い。

右側に大きなお寺が見えてきた。

祐天寺でした。祐天寺駅の祐天寺はここにあったわけね。

その3に続く。

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マンション大規模修繕のためのコンサルタント

2017-02-14 19:07:02 | マンション

住宅新報に、「悪質設計コンサル※排除へ」という記事が出ていたが

経験から、大規模修繕のコンサルタントをしてくれる設計事務所をみつけるのはなかなか難しい。

悪徳業者にひっかからないために、マンション管理センター等の相談窓口を利用するのはいいのだが

そこは最低限のレベルである。

理事会側からすると、単なる改修ではなく、大規模修繕により、マンションのグレードアップを図り

資産価値をあげてくれることも含めて、信頼・期待できる設計事務所をみつけたい。

業界に、このようなニーズに対応できるシステム・仕組みがあるといいのだが・・・・。

※設計コンサル:マンション大規模修繕のためのコンサルタント

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川崎臨海部キングスカイフロントのセールスポイントは高い親水機能

2017-02-13 20:21:51 | 都市開発

川崎臨海部のキングスカイフロントに

ライフサインエンス、環境分野の高度な先端技術を有する研究機関・企業が

集積してきているが、一層の集積を目指すならば

クリエイティブな人々がリフレッシュできる空間を整備することも重要であると考える。

その一案として、せっかく多摩川沿いに位置するのだから、ウォーターフロントの立地特性を活かし

ほかの施設には見られないような、親水性の高さをセールスポイントにするのはどうだろうか。

具体的には、オフィスからの水辺への眺望はもちろん、

 ◎散歩や釣りが楽しめるようウッドデッキ

 ◎ウッドデッキは夏場はビアガーデンとして開放する

 ◎水上バスが接岸できたり、カヤックを降ろせるような桟橋

を是非整備してほしい。

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まち歩き(自由が丘から中目黒):その1

2017-02-13 17:50:02 | まち歩き(東京)

今回のブラぶら歩きは、東急東横線自由ヶ丘駅から中目黒てす。

地図上で計測したところ、13.5kmほど歩きました。

スタート地点の自由ヶ丘駅正面口。

東急大井町線をわたると、線路沿いの不整形な土地に商業施設「trainchi jiyugaoka」 がありました。

知らない間にこんな商業施設ができていた。

 

▽この地下に機械式の駐輪場があります。

この商業施設を抜けて、奥沢六丁目方面へ。

その前にと、いきなり長蛇の列を発見。

何の列かと思ったら、チョコレート屋さんでした。

バレンタインデーが近いからね。

お店の名前は「MAGIE DU CHOCOLAT」。当然ながら知りません。

並んでいいる人たちを横目に、緩やかな坂をちょっと上り、適当に右に折れ、奥沢の住宅街へ。

奥沢住宅街は初めての訪問。緑の多い閑静な住宅地である。

高級住宅地は丘陵地を開いて造られるため坂道が多い。

このあたりをちょっと巡って、八幡小学校から、東横線の踏切にでる。

東横線んて高架のイメージがあったがこのあたりは高架ではなかった。

線路沿いを歩き、駅の近くで「自由通り」に出る。

右手に高木の樹林が見えたので、気になって行ってみた。

地域の氏神様である「奥沢神社」の鎮守の森であった。

この神社の鳥居がおもしろい。

藁で作った「大蛇」が鳥居に巻き付いている。

この理由は下の写真をお読みください。

奥沢神社から再び自由通りへ。

自由通りから緑道に。緑道をちょっと歩いて東横線ロほぼ平行に都立大学駅方面に進む。

この地域が小河川を埋めて暗渠化した緑道が多い。

ちょっと方向感覚がなくなってきた。

一度、東横線の踏切を渡り、線路沿いを都立大学駅方面へ、そしてまた自由通りにでる。

続いて自由通りをまた右に曲がる。この説明だとぜんぜんわからないかも。

線路を渡る前に敷地の大きな家があった。

この周辺も結構な住宅街である。

立源寺の正門の前に出た。

立源寺の角を曲がったら緑が生い茂っていたので行ってみると、区立仲根公園だった。

この公園の樹木は大きい。

そして驚くのが、すごい急こう配の滑り台。

子供たちは、キャッキャ~~言いながら楽しそうに滑っているが、とても怖くて滑れない。

公園をあとに呑川緑道へ出る。

  

途中、気になった集合住宅の壁面のデザイン。

いいとか悪いとかではなく、単純にこのデザインがどのように生まれたのか知りたい。

その2に続く。

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西武池袋線・東長崎駅前のアパートと千駄ヶ谷のランチ難民地帯

2017-02-10 18:44:12 | 気ままに

西武池袋線東長崎駅前のこの古い木造アパートがいつも気になっています。

周りにも、古い木造アパートがあったのですが、徐々に建替えられています。

いつまで持つかな~~。

個人的には、東長崎駅といえばこのアパートが脳裏に浮かぶので

ずっと残っていてほしいところですが、駅前ですからね~~。

話題は変わって、千駄ヶ谷小学校周辺。

この小学校の北側の市街地のアパレル系のオフィスが多いのですが

このへん、飲食店が少ないためか、お弁当を販売するワゴン車を多く見かけます。

この日は100m圏内で3台見かけました。

この辺りは、どうやら、ランチ難民地帯のようですね。

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建築家 ジェフリー・バワの作品がいいほか

2017-02-07 17:00:27 | 建築

以前も紹介しましたが

スリランカの建築家のジェフリー・バワの建築はいいです。

興味のある方は、「熱帯建築家 ジェフリーバワの冒険」(新潮社)をお読みください。

写真も多く、作風がわかります。

うちの前代表がやはりこの建築家が好きで、わざわざスリランカを訪ねています。

詳細は以下のブログで ↓

http://blog.goo.ne.jp/shaku-ken14/e/f91a6e1ce1d256e48b7df358d5613916

 

それと、ジェフリーバワと関係ありませんが、バリ島のグリーンスクール(竹の建築)もいいですね。

ここは建物だけではなく、シュタイナー教育でも知られ、

様々な国籍の児童生徒が学んでいるようです。

あまり詳しく知らないので、関心がある方は以下のURLで ↓

https://www.greenschool.org/

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グリーンティツーリズム 長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)

2017-02-06 20:27:20 | 観光

先日、日本橋の長崎館に蒲鉾を買いに行ったところ、

お茶の試飲をやっていたので、ご馳走になった。

な、なんとそのお茶は、いつも愛飲している嬉野茶だった。

長崎県だけど、佐賀県との県境にある東彼杵町(ひがしそのぎちょう)では、嬉野茶をつくっているとのこと。

お茶を入れてくれた方が日本茶インストラクターの資格を持つ、地元のお茶農家のおかみさんで

「お茶摘みやお茶づくり体験をしたいとか、お茶畑を眺めながらおいしいお茶を飲んだりしたい」という話をしたところ、、

この町ではグリーンティーツーリズム、いわゆるお茶をメインとしたグリーンツーリズムをやっているから

是非いらっしゃいと誘われた。

行きたいのはやまやまなのだが、なにしろ長崎県ですから、移動距離を考えると、そう簡単いけない。

残念!!

おかみさんのお茶農家「大山製茶園」

内閣総理大臣賞やら、農林水産大臣賞やら、品評会でいろいろ受賞しているようだ。

とりあえず、通販で一度ここのお茶を買ってみるか。

お茶好きとしては、グリーンティーリズムはとても興味があるので、

これからは、少し日本のグリーンティーリズムを展開しているところを調べてみるとこにしよう。

東彼杵町グリーンティーリズムの詳細は以下のURLを ↓

http://9mura.net/archives/1080

外国人の方も結構訪れているようです。

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中古マンション購入のためのコンシェルジュ

2017-02-01 12:04:08 | マンション

【日経の社説(2013/2/5):「中古の住宅市場づくりも急げ」】

日本の住宅取引に占める中古物件の割合は08年で13.5%。

アメリカ8割、イギリス9割と比較するとかなり低い。

中古住宅の市場育てる余地は大きい。

中古市場の取引を活発にするために重要なのは、

消費者に購入の判断材料となる情報を十分伝えること。

住宅の性能を客観的に表示する制度が欠かせない。

現状では住宅の資産価値は、築年数や立地条件が中心になっている。

耐震性や省エネ性能などの情報や、リフォーム履歴などがわかれば

適正な価格で安心して取引できるようになる。

住宅の品質を検査する際の統一基準をつくる必要もある。

検査の信頼性を高めるために、建築士などの資格を持った専門家も課題になろう。

住宅・不動産会社や鑑定士などとの連携を深め、中古住宅市場の育成を急いでもらいたい。

-----------------------------------------------

【中古マンションを適正に評価するシステムが大事】

大きな問題の一つは、社説で触れられていたように、

住宅の資産価値は、築年数や立地条件が中心いなっていること。

せっかく、管理の行き届いた良質な住宅であっても、

築年数や立地条件が同じであれば、あまり資産価値が変わらないというのが問題。

ここできちんとマンションが総合的に適正に評価されるシステムができれば、

居住者のマンションの維持管理や良好な住環境づくりに対する意識は必ず変わる。

それは良質なストックを増やすことにつながる。

とにかく、中古住宅を総合的に適正に評価できるシステムをつくることが重要。

 

【中古住宅購入のためのコンシェルジュが必要】

住宅の価値を多様な視点から評価できる仕組みを

建築家、建物診断士、マンション管理士、まちづくりコンサルタント等

多様な資格を持った人たちが連携して作ることが大事。

こういう組織があれば、顧客のニーズに合った物件を、顧客が安心して購入することが可能になる。

あとは、これに対する報酬をどう設定するか。

昨年、友人から、

「比較的気に入った中古マンションがあり、購入するかどうか迷ってるんだけど、

アドバイスをもらえないか」という、相談を受け、

いろいろポイントを列挙してあげたら、自分で仲介業者にいって、関連資料を

一生懸命、集めたようで、

「チェック項目をクリアしているので、買うことに決めた。おかげで助かった」と、感謝された。

既に本人は買うつもりでいたようであるが、

さすが、大きな買い物なので、どこか見落としているのではないか心配だったらしい。

ただ、こちらも、その期間が3日ぐらいしかなかったので、アドバイスできることは限られる。

この話のあと、

「友人のように困っている人は、多いのでは、ずっと気になっている。」

国も「中古マンションの流通市場の活性化」を積極的に進めようとする中で、

これらを、きちんとサポートできる組織が求められるわけであり、国もその育成に力を注ごうとしている。

サポート組織は、必ずしも不動産屋さんである必要はなく、

多様な分野の人がかかわった方がより適切なアドバイスができると考える。

都市計画コンサルタントである当社も、これまでの業務で培ったノウハウを活かしつつ、

自宅マンションの理事や理事長経験等を活かしながら、

設計事務所の友人たちと連携し、アドバイザー組織を立ち上げられたらと思っている。

【中古マンション購入時のチェックポイント】

今日は中古マンションを購入する場合のチェックポイントを書いてみました。

とりあえず、思いつくレベルのものです。

※以前も、ブログで書きましたが・・・・。

また気がついたら、加筆修正したいと思います。

1)月々の修繕積立金、管理費

2)修繕積立金

3)長期修繕計画の有無・修繕履歴書の有無

4)新耐震、旧耐震の建物か否か

5)管理会社名

6)設計図書の有無

7)漏水等の発生状況

8)居住者間のトラブルの有無

9)機械式駐車場の有無、

--------------------------------------------

1)月々の修繕積立金、管理費

これは、適切な維持管理がされているマンションであれば、それなりのお金が必要です。

やはり、それぞれ1万円程度はかかると思います。

あまり安いのは問題です。

2)修繕積立金

マンション全体の積立金がどの程度あるか。

積立金が少なければ、大規模修繕に際し、個人の負担が発生します。

ちなみに、私のマンションでは大規模改修で3000万円ほどかかりましたが、拠出金はゼロでした。

修繕費用は戸当たり換算で130万でした。

大規模修繕の内容によっても異なりますので、あくまでも一つの目安です。

3)長期修繕計画の有無・修繕履歴書の有無

今後、20年ぐらいの修繕計画の有無も大事です。

これが策定されていれば、計画的な修繕及び修繕のための費用のねん出が可能になります。

これがないと、場当たり的な対応となり、マンションの良好な維持管理ができません。

また、突然、個人負担金が発生する可能性があります。

修繕履歴書も大事です。

何年にどこを、どのような工法で修繕したかという記録です。

これと長期修繕計画がセットです。

4)新耐震、旧耐震の建物か否か

耐震性能の基準が昭和57年を境に変わりました。

57年以降の建築確認であれば、新耐震です。

それ以前ですと、旧耐震となりますので、耐震診断をし、その結果を踏まえ、

耐震補強を行う必要があります。

5)管理会社名

管理会社も重要です。

どこの会社が管理しているかがわかれば、会社のHPで会社の概要がわかります。

6)設計図書の有無

古いマンションだと設計図書がないことがあります。

そうすると、見えない部分の改修工事に支障をきたします。

できれば、構造計算書の有無も確認した方がいいでしょう。

7)漏水等の発生状況

古いマンションで、給排水管等の改修工事が行われていない場合、漏水が発生する可能性があります。

このへんのことも確認した方がいいでしょう。

8)居住者間のトラブルの有無

なぜ売りに出たのか?

上下階等での騒音トラブルや、隣の部屋等に常識を超えたクレーマーがいる場合が結構あります。

重要説明事項に入ってますが、あまりひどい場合は、そこまでは書きません。

書くと売れなくなりますので。

9)機械式駐車場の有無、

機械式駐車場の維持管理は、古くなると非常に維持管理コストがかかります。

その分、管理費や修繕積立金に反映されますので注意してください。

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