社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

「富山マラソン2022」完走し、その足で金沢へ

2022-11-29 16:27:22 | まち歩き(中部・北陸)

11月6日、フルマラソンを走り終え、軽い筋肉痛と疲労を感じながら、富山駅から新幹線で金沢に向かいました。

駅からタクシーで香林坊にある東急ホテルへ。

金沢駅のタクシー乗り場には荷物を載せてくれるポーターさんがいました。さすが観光都市。

全国旅行支援の関係でチェックインに少々時間がかかりましたが、安く泊まれて6千円のクーポンがもらえるわけですから、これぐらいの待ち時間はしょうがない。

部屋に入り、マラソンの汗を流すため、すぐシャワーを浴び、ちょっとゆっくりし、夕食に出ました。

香林坊界隈の飲食店は、日曜日のせいか、お休みのお店が多かったです。

「金沢おでん」のお店が気になりましたが、既に5.6人並んでいたのでここはパス。

せっかくなので、散歩がてら、ひととおり香林坊界隈を散策することに。

香林坊あたりはなぜかスペインバルが多いです。

最終的に選んだお店は、加賀料理の「菊よし」。

お客さんが一人も入ってなくて、ちょっと心配しましたがこのお店が大当たりでした。

みなさん、加賀料理をお手頃価格で食べたかったら「菊よし」がお薦めです。

「のどぐろ定食」と「加賀料理弁当?」を注文しましたが、両方とも美味しかった。

加賀料理は体によさそうな素材が多く、味もやさしい。

最初のお通しが「白子の石焼き」。これは食べたことのない味。美味!!

白子は「石焼き」ですね~(笑)

もう少し寒くなると「ホタルイカの石焼き」になるそうです。

定番の「のどぐろ」と「加賀料理」を堪能し、ホテルに戻り、お風呂に入って9時に就寝。爆睡!!

11月7日、月曜日、金沢観光。

東急ホテルの朝食ビュッフェ、これがとても充実していました。

ホテルに荷物を預け、いざ観光へ。

尾山神社の前の金沢中央観光案内所でバスの1日券を購入。600円。

この日、巡ったルート(=緑のライン)です。


まずは、案内所の前にある尾山神社へ。

前田利家を祀る神社で明治6年創建。

この和漢洋折衷の門は明治8年に建築されました。

境内にはアート作品?の蓮とカエル

金沢城に入る鼠多門橋からの眺め

金沢城の石垣。確か短冊積みと書いてあったような。

兼六園。65歳以上は無料でした。

有名な雪吊りの松。名園は借景にありです。いや、それほどの借景でもないか?

この法被が欲しい。

苔の手入れは大変な作業のようです。

兼六園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園と比較すると繊細に作られている気がします。ジグソーパズルのピースを組み合わせた感じの庭園です。

年賀状用?に撮った万両と苔むした庭石。

金沢21世紀美術館へ。

な、なんと定休日でした。月曜日だからねー。

展示は見られませんでしたが、一応、中には無料で入れるということで館内を1周しました。

本来ならこのプールから、下にいる人を眺めるのですが(まあその逆もありで)、

油圧式のエレベーター。これもアートです。棒の上にアクリルガラスのボックスが載っている感じです。

美術館を出ると、「寿」という字に見える、めでたい紅葉を発見。

美術館から犀川まで歩きました。犀川大橋。昔のトラス橋はレトロ感もありいい感じです。

犀川大橋から撮った犀川と河岸の家並み。

西茶屋の近くから1日乗車券を使って周遊バスで東茶屋へ。写真は浅野川。左側に東茶屋があります。

東茶屋入り口近くの交番

このあと、東茶屋街に行きましたが、あまりにも人が多いので途中で引き返しました。オーバーツーリズムというやつですね。お互い様ですが。

近江町市場方面に移動することに。

せっかく購入した1日券を使おうと思ったのですがバスが来ないので歩きました。

途中にあった「加登長総本店」でお昼に。ここ安くて美味しいです。

後日ネットで見たら、郷土料理を詰めた弁当も提供する昔ながらで「気さくなうどん屋」と書いてありました。確かに気さくなうどん屋さんでした。

ランチ後、近江町市場へ。

「今日からタラバガニが解禁だから、この日のカニは高いよ」と、菊よしの大将が言ってましたが、

確かにのどぐろとズワイカニは高かったです。でもほかの魚と野菜は安かった。

あまりに安いので近江市場でシイタケを購入(シイタケは軽いので)してしまいました。230円で10個ぐらい入ってましたた。

市場の雰囲気を十分味わい、振りだしの観光案内所付近までバスで移動。

コーヒーブレーク。

用水が流れる長町の武家屋敷街を散策。このあたりは昨日乗ったタクシーで通りました。

家もお店も、用水に渡した橋からアプローチします。

このお店が加賀料理の「菊よし」です。

誰かが雀に餌付けをしているようです。

このあと、ホテルのラウンジでお茶を飲んで金沢駅へ。

6時10分発のはくたかで無事帰京。

以上、2泊3日の「富山・金沢マラソン観光報告」でした。

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酉の市 長国寺の熊手守り

2022-11-21 15:08:58 | 気ままに

■2022年11月16日、水曜日、二の酉。

この日の夕方、酉の寺で有名な浅草・長国寺に熊手守りを買いに行ってきました。

▼酉の寺・長国寺

▼鷲神社


この日購入した熊手守りは
会社用の「開運大熊手守り」と自宅用の「かっこめ熊手守り」です。

▼開運大熊手守り

▼かっこめ熊手守り

「かっこめ熊手守り」は
運を開いて福を呼び込む、江戸時代から変わらない開運招福の守り熊手で、長國寺で授与していました。
小さな竹の熊手にたわわに実る稲穂を付けたお守りで、福をかっ込むという江戸っ子らしい洒落が利いています。

江戸時代には髪や襟首に差すと強運に恵まれるといわれ、絵にも描かれたものでした。

「開運大熊手守り」には
剣をかざして鷲の背中に乗る菩薩(鷲妙見大菩薩わしみょうけんだいぼさつ)さまが描かれ、
さらに下には北斗七星が描かれた金色の紙が付いています。

中沢新一氏の著書「アースダイバー」にこの熊手の図柄の話が書かれています。
以下、「アースダイバー」の抜粋です。

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鷲の背中に乗っている菩薩さまは、北斗七星に取り囲まれた北極星をあらわしている。
北極星は天空にあって少しも動くことのない星として、宇宙の秩序そのものをあらわしている。
これに対して、鷲は、太陽に最も近い、高いところを住処とする鳥だと言われている。
すると宇宙の秩序を守っている北極星が、鷲の背中に乗って地上に近づいてくることで
太陽が地上に近づいてくることになる。

ここでお酉さまの縁日がいつ行われているかというと、一年のうちで日没が最も早くなる時期に合わせている。
つまり、太陽の力が最も弱くなり、昼と夜のバランスが崩れてしまう季節を選んで北極星の神さまは、鷲を連れて地上に来臨し、それによって失われた宇宙のバランスを回復しようとしているのだ。

おまけにである、北極星のことを現在でも、北方の狩猟民たちは地上の森に棲む、動物たちの王である熊と結びつけて考えている。
天空には北極星が、そして地上には熊が、それぞれの秩序を守る王として君臨しているというのが、
古い神話の考えなのだった。

図柄には熊の姿は直接描かれていない。しかし鷲と北極星が結びつくと、自然にそこに熊が寄ってくるようになる。
これが神話の思考である。

そこで、熊手の登場である。
竹を細工したこの道具を使って、人々は象徴的に富を自分の方にかき集めようとした。
宇宙ののバランスが崩れると、秩序に裂け目ができて、そこから自然に奥に隠されている富が、この世界にあふれ出してくる。そのわずかなチャンスをねらって、熊の手で一気に掻き込むわけである。

しかし、長国寺の熊手以外は、鷲の飾りはついていない。
なぜ、鷲神社の熊手から鷲の飾りが消えたのか。
鷲神社から鷲が消えたのは、明治37年、日本は帝政ロシアとのまっただ中、ロシアのシンボルが鷲であったため
それを縁起物として配るのはいかがなものか、と言い出す人たちが出てきたため
鷲神社は苦境に追い込まれ、大きく羽根を広げた鷲の図柄は、鷲神社の縁起物から消えることになった。

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社員の趣味紹介

2022-11-21 11:08:58 | 緑・植物

こんにちは。

社員の趣味紹介です。

 

コロナでなかなか旅行にも行きにくいですので、

自宅に小さな水槽で滝を作ってみました。

水草水槽は数年前から趣味として楽しんでいますが、

今回はジオラマ的に滝のある風景を作成してみました。

 

初めてのアクアテラ

 

初めて作ったので下手ですが、

余暇の気晴らしも大事かなと思っております。

古いスマホで撮影しましたので、奇麗に撮れてもいませんが、

見ていただけますと嬉しいです。

 

では、今週もお仕事頑張ります。

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富山マラソン2022に出場するため富山に行ってきました!!

2022-11-14 18:02:10 | まち歩き(中部・北陸)

2022年11月6日、日曜日開催の「富山マラソン2022」に出場するため富山に。

当日は雲ひとつない青空で、立山連峰の絶景を眺めながら気持ちよく??走ってきました。

まあ、気持ちよく走れたのは25kmぐらいまでで、35kmからはもだえ苦しみました。

ランコースから見た立山連峰、絶景でした。沿道の応援も最高でした。

 

 

ゴールの富山環水公園。

これが世界一美しいと言われている環水公園内にあるスタバです。

世界一というのはちょっと・・・・・ですが。

 

エントリーのため11月5日に富山入りしました。お昼はお寿司。カツオとイカが絶品でした。それとあら汁も美味しかったです。

 

エントリーに向かう選手たち

 

エントリーを終え、路面電車で岩瀬浜へ。

東岩瀬駅で下車。

岩瀬浜は江戸末期から明治期、北前船の寄港地と栄えたようです。路面電車の郊外部に位置する停車場はシンプルなデザインでとてもいい感じです。

 

岩瀬大町通りと港を散策しました。

 

岩瀬大町通りの入口

 

下の写真の両側に本屋さんが向かい合って店を構えてました。世の中本屋さんが減っているのにすごい。

 

 

この家並みはなかなか見事です。当時の栄華を物語っています。

多くの建物がリノベーションされ、工芸作家の工房やオシャレな飲食店等に生まれ変わっています。

生えさの自販機はじめて見ました。

 

 

 

廻船問屋の森家と馬場家は一般公開されています。

 

 

馬場家の米蔵はクラフトビールの工房兼レストランになってます。

 

 

 

 

 

この三輪自動車は最近購入されたようで、近所の人に自慢げに話していました。ミゼット?

 

 

エントランスの石が見事だったので写真におさめました。

電柱の上に留まっているのはトンビです。

「ピーーー、ヒョロヒョローー、ピーーー、ヒョロヒョローー」

となくトンビの声がたまらなく好きなんです。

 

港に展望台がありました。

車を運ぶパナマ船が見えました。海が荒れたら車が海に落ちそうですが・・・・・。 

 

 

展望台の帰り、馬場家の米蔵をリノベーションして作られたクラフト麦酒工房「KOBO Brew Pub」で一杯。

チェコ出身の醸造家が作っています。

 

 

4種テイスティングセット。

クラフトビールって、正直、どこに行っても同じような味ですが、ここのはスッキリ、切れ味の良い美味しいビールです。おススメです。

富山は何度か来ていますが観光したのは初めてでした。

なんか落ち着くいい街です。それと、富山の人はとてもとても親切です。

11月6日のゴール後は金沢に向かいました。

金沢の報告は次回のブログで。

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