社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

食べてみたい食べ物がいっぱいあった

2022-06-22 12:13:23 | 観光

なかなか旅行に行けないので、

せめて旅の気分を味わおうと思い、雑誌POPEYE「僕らの日本小旅行案内」を買ってきた。

小旅行案内のコンテンツはそれほどでもなかったが(失礼)、食べてみたい食べ物がいっぱい掲載されていた。

北から順に

・山形の「冷たい肉そば」

・上田の「肉うどん」(馬肉)

・静岡藤枝の「染飯(そめいい)」

・福井の「越前おろしそば」、「焼き鯖すし」、「のどぐろ素麺」

・高知の「鰹の塩たたき」

・鳥取倉吉の「牛骨ラーメン」、「モサエビ」

・大分別府の「かも吸」

それほどいっぱいでもなかったな~??

 

以前から行きたいと思っていた奈良県十津川村の「瀞ホテル」が紹介されていた。

BRUTUSの2013年9月1日号「あたらしいふるさとを、見つける旅 美しい村へ。」でこのホテルを知った。

▼P45に掲載されていた「瀞ホテル」(旅館は2004年に閉館。現在はカフェ。絶景カフェで評判のようだ。)

※マガジンハウス様 許可なく掲載してごめんなさい。

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銚子の観光ポスター

2020-11-10 15:50:16 | 観光

2020年11月10日、水曜日、晴れ

ひきだしを整理していたら、10年ぐらい前に創った銚子の観光ポスター3部作がでてきた。

正確には、観光ポスターの応募案。

残念ながら、採用されなかったが結構気に入っている。

ただ、これはコピーがイケてなかった気がする。

この作品は、いろいろな人に協力してもらった。

市立銚子高校出身のN井君(現地の案内)、その友人のwataさん(漁船の写真はwataさんのご主人の撮影)、そしてハーツ環境デザインの鈴木さん。

鈴木さんには「銚子の醤油」のデザインをしていただいた。

初めて銚子を訪れたのは、中学校1年の社会科見学だった。

醤油工場や犬吠埼の灯台にいったと思う。

また、赤い利根川大橋を渡った時、利根川の河口の広さに驚いた。

近いうち、美味しい魚を食べにまた行ってみようかな~~。

▼『水揚げ高日本一』のまちで、一日おさかな三昧はいかがですか

▼創業1616年、銚子の醤油。その歴史・伝統を学び、職人技を見て、味わってください。

▼名物の”ぬれせんべい”でもほおばりながら、銚子電鉄6.4kmの『岬めぐり』をお楽しみください。

銚子電鉄のオンラインショップがありました。興味のある方は ↓

http://chodenshop.com/

ちなみに、白戸三平の「カムイ伝」の中にも、銚子電鉄の終点駅「外川」の漁師の話が出てきます。

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東北沿岸を行くロングトレイル『みちのく潮風トレイル』全線開通

2019-07-26 15:31:49 | 観光

2019年7月24日、水曜日、日本交通公社・旅の図書館の「たびcafe」セミナー

東北1,000kmをつなぐ『みちのく潮風トレイル』

  ~自然資源を生かしながた地域の活躍の場づくり~

に参加してきた。

ゲストスピーカーは環境省東北地方環境事務所の櫻庭祐輔さん。

こんなロングトレイルのコースが作られているなんて全く知らなかったので、とても興味深い話だった。

櫻庭さんの話を聞いていたら、早く『みちのく潮風トレイル』を歩きたくなった。

日本においても、『みちのく潮風トレイル』がきっかけとなって、ロングトレイルを楽しむ人が増えてくるといい。

 

たぶん、知らない方も多いと思うので、今回は「みちのく潮風トレイル」概要を当日いただいた資料と、櫻庭さんのお話をベースに紹介します。

はじめに、コースのルートは次のマップのとおりで、青森県八戸市から福島市までの太平洋岸を結ぶ約1,000km。

2019年6月9日に全線開通した。

海沿いのロングトレイルは、世界でも珍しい。

 

「みちのく潮風トレイル」をもっと知りたい方は 

http://tohoku.env.go.jp/mct/route/

 

▼英語版のコースマップ

八戸の種差海岸(たねさしかいがん)あたりがとっかかりとしてはお薦めの場所。

南三陸より南側は、コースから防潮堤が見えてきて、アスファルトの道が多くなる。

 

「みちのく潮風トレイル」は、東日本大震災からの復興につなげるため、環境省が2011年から取り組んでいる「グリーン復興プロジェクト」のひとつ。

もともと、この検討が始まったのは、欧米発祥のロングトレイルに取り組んでいた作家の加藤則芳さんが、

環境省に「ロングトレイルをつくることで、海外から旅行者が訪れ、被災地を広く知ってもらえる」と持ち掛けたのがきっかけとのこと。

加藤さんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)で2013年6月に他界。

 

既に欧米人が結構このコースを歩いていて、彼らはSNS等で情報を仕入れているそうです。

欧米人は、日本人と違ってロングトレイルを楽しむ人口が多いのだろう。

自分のまわりにロングトレイルを楽しむ人は見当たらない。

(余談)

また、この会に参加した人のお話では、フランス人の東北愛はすごいと言ってた。

近年、日本語ができるフランス人の数が大幅に増加しているという話もされていた。

 【ルート設定】

環境省職員による全線調査後、環境省、市町村担当者、地域の観光業者、地域住民らがメンバーとなって座談会や現地調査を開催し、路線情報を収集。

全線調査はゲストスピーカーの櫻庭祐輔さんで、こういうケースはないそうです。

櫻庭さんは指南役の加藤さんに「設定者が自ら歩いてルートを設定すべき」という教えに従って47日をかけて全線を歩いた。

これにより、今は使われていないが、かつて存在した古い道(多くは集落間の物運び道路、かつての通学路であった山道)が復活。

このため、地元の人もこのトレイルコースに愛着がわき、地域の方々が道の管理作業に参加したり、道案内やトイレ・休憩場所の提供などを行っている。

そして、これがみちのく潮風トレイルの魅力になっている。

【日本のロングトレイルコース】

 ◎東海道自然道(東京~大阪)

 ◎九州自然道(九州一周)

【トレイル関係の本の紹介】

▽「森の聖者 自然保護の父」 加藤則芳著

 

▽「トレイルズ」 ロバートムーア著

▽ワールド・トレイルズ

▽「日本10大トレイル」 シェルパ斎藤著

▽「ロング・ロング・トレイル」 木村東吉著

▽「ジョン・ミューア・トレイルを行く」 加藤則芳著

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古書から学ぶ未来へのヒント/城崎温泉は一押しです!!

2018-10-17 20:00:20 | 観光

2018年10月17日、火曜日。

日本交通公社の「たびとしょ cafe」に

西村幸夫先生の講演を聞きに行ってきた。

お話をきちんとまとめる時間もないので、とりあえず、記憶の範囲で。

メモレベルです。

タイトルは

「古書から学ぶ未来へのヒント ー 日本の観光の課題とこれから -」

副題に関する話はあまりなかったが、

 ◎現代之都市美(第1回都市美協議会研究報告 昭和12年)

 ◎日本都市風景(橡内 吉胤(とちない よしたね)著、時潮社1934年)

  ちなみに、この漢字「橡」、「とちのき」と読むようです。

 ◎史跡名勝天然記念物(史跡名勝天然記念物保存協会、1914-1944年まで発行)

この3冊の古書について本当に愛おしそうに、熱く語っていた。

※古書:ここでは戦前のものを古書として位置づけています。

先生は、歴史的街並み、風景、景観、街の記憶を

どのようにまちづくりに活かすかを研究するにあたって、

まず、古書をあたったそうです。

そこには、既に大正時代に、いまでも課題として上げられていることや、

計画論として語られていることが

既に古書に記されていたことに、驚いたそうです。

これらの古書の中では、

地方都市の良さ、その良さを大切にすべきこと等も記されていた。

例えば、奈良、金沢、高岡、三国市(福井県)、白石市(宮城県)、関宿(三重県)とか。

 

史蹟名勝保存法というのは、ドイツの郷土保存運動(1890-1900年代あたま)

に影響を受けたこと。

そして、この郷土保存運動は、ナチスを生む底流にもなったこと。

国粋主義、右傾化に走らせるような流れを生んだらしい。

 

それと、城崎温泉の話。これは古書とは関係ありません。

ここは、自分も一度、仕事で訪れたことがあり、とても気に入った温泉街ですが

先生も「ここは、いいところだ!!」、「まちづくりでも成功例だ」と話されいた。

城崎温泉は、かつて「北但大震災」(大正14年/関東大震災の2年後/震度6)にあって

復興にあたり、

 ◎川沿いの温泉街の街並みをきちんと作ったこと

 ◎もともと温泉の湧水量が少なかったことから、外湯を充実させたこと

  (各宿の温泉は小さくし、外湯めぐりを楽しんでもらう方式にしたこと)

がよかった。いまの城崎温泉があるのも、これによるところが大きい。

なるほど、ここの外湯はたしか7つあり、自分もここを巡りました。

途中、射的やスマートボールを楽しんだり、ラーメン食べながらビールを飲んだり。

観光客を旅館に囲わず、外でお金を落とす仕組みが作られていて、

かつ、浴衣を着て川沿いの温泉街の街並みを眺めながら

歩けるので雰囲気に酔えます。

城崎温泉、お薦めです。

一度は訪れたい温泉です。

 

※日本交通公社の「たびとしょ cafe」

日本交通公社の「旅の図書館」の中にあります。

https://www.jtb.or.jp/library

この旅の図書館は、かつて八重洲にあったのですが、

再開発で南青山(ホンダの裏側)に移ってきました。

非常に充実していますので、関心のある方は是非。

新築で建物もきれいです。

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グリーンティツーリズム 長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)

2017-02-06 20:27:20 | 観光

先日、日本橋の長崎館に蒲鉾を買いに行ったところ、

お茶の試飲をやっていたので、ご馳走になった。

な、なんとそのお茶は、いつも愛飲している嬉野茶だった。

長崎県だけど、佐賀県との県境にある東彼杵町(ひがしそのぎちょう)では、嬉野茶をつくっているとのこと。

お茶を入れてくれた方が日本茶インストラクターの資格を持つ、地元のお茶農家のおかみさんで

「お茶摘みやお茶づくり体験をしたいとか、お茶畑を眺めながらおいしいお茶を飲んだりしたい」という話をしたところ、、

この町ではグリーンティーツーリズム、いわゆるお茶をメインとしたグリーンツーリズムをやっているから

是非いらっしゃいと誘われた。

行きたいのはやまやまなのだが、なにしろ長崎県ですから、移動距離を考えると、そう簡単いけない。

残念!!

おかみさんのお茶農家「大山製茶園」

内閣総理大臣賞やら、農林水産大臣賞やら、品評会でいろいろ受賞しているようだ。

とりあえず、通販で一度ここのお茶を買ってみるか。

お茶好きとしては、グリーンティーリズムはとても興味があるので、

これからは、少し日本のグリーンティーリズムを展開しているところを調べてみるとこにしよう。

東彼杵町グリーンティーリズムの詳細は以下のURLを ↓

http://9mura.net/archives/1080

外国人の方も結構訪れているようです。

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通天閣といえば、村田英雄の「王将」でしょ

2015-02-09 19:24:17 | 観光

12月のブログで、

憧れの通天閣を訪れた時、突然、村田英雄の王将が、頭の中に流れてきた話を書いたが、

2/7の日経新聞の交遊録に、将棋と通天閣のかかわりについて誰かが書いていた。

内容は、

この歌のモデルである坂田三吉さん(明治から昭和初期に活躍した天才棋士)が

通天閣のある新世界周辺に暮らしていたことから、通天閣ではいろいろな将棋イベントがずっと続いていたが、

一時これが途切れ、3年前から、夏に将棋まつりが開催されるようになったという話。

これを読んで、きっと、いろいろなところから、将棋好きや坂田三吉好きが集まってくるんだろうな、と思った。

やっぱ、通天閣は村田英雄のヒット曲「王将」が似合うまちなのでR。

 

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イングリッシュガーデンによるまちづくり 新潟県見附市

2015-01-31 16:18:28 | 観光

家内が愛読している月刊『ビズ』で気になる記事を見つけました。

新潟県見附市のイングリッシュガーデンの記事です。

こんな素敵なまちづくりが進められていることを、初めて知りました。

この記事によると、

2007年、中部工業団地の緑地帯の中にイングリッシュガーデンを開園し、

いまでは、国内屈指の名園となり、遠方からこの庭を見に多くの人が訪れているそうです。

この庭園は、ガーデナーのケイ山田さんの指導の下に

市民ボランティアが手入れをしているそうです。

もちろん、はじめはみんな素人でしたが、山田さんの指導で技術を磨き、

山田さんも舌を巻くほど、みなさん、優秀なガーデナーになっているそうです。

さらに、見附市のシステムが素晴らしいのは

ボランティのメンバーが種まきから苗づくりまでを行い

イングリッシュガーデンの植栽に利用されるほか

市内の公共施設や商店街に出荷され、まちの景観づくりに役立てられているところです。

見附市では、毎年「はないっぱいコンテスト」が開催され、

受賞常連校の見附小学校は、プロ顔負けのハイレベルな寄せ植えが見られます。

そして、卒業式には、子どもたちが育てた花で会場が彩られるそうです。

この成功の秘訣は

なんでもそうですが、この庭が本物志向の質の高いイングリッシュガーデンであることに尽きると思います。

※ケイ山田さんは、蓼科高原にある「バラクラ イングリッシュガーデン」を開園した人です。

(出典:月刊「ビズ」)

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埼玉県の観光客が増加したらしい それって、吉高さん効果??

2014-12-18 12:26:58 | 観光

埼玉県の観光客が増加したと、新聞か雑誌に書いてありましたが

それって、吉高さん効果?

西武鉄道は、秩父方面の観光にけっこう力を入れています。

ポスターのデザインも、だいぶ良くなってきました。

毎日、通勤時にポスターや動画を見ているので、だんだん秩父に行きたくなってきました。

吉高さんとレッドアロゴーで乗り合わせたり、宿泊する旅館の廊下ですれ違ったりすると、いいなー。

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ヒマラヤ通信 一気に8~14(最終回)

2014-05-24 11:39:45 | 観光

【ヒマラヤ通信 その8】

イエティに会う。


 
今日は、ベースにしているパタンに戻る日。
その前に山岳博物館に寄る。ここは、世界中のヒマラヤ登山隊の品々が展示されている。
日本のマナスル登山隊も展示されている。
展示品には、ダウンジャケットもあり、当時は、今、東京の冬に着ているものより薄いジャケットで、よく、このような装備でヒマラヤ登山ができたものだ。
奥まった一角に毛深い人が立っている。近づいて見ると、これがイエティ。意外と小さい。

そこで、クイズです。
この博物館の展示品で、他の展示品を圧倒するものがあります。さて、何でしょうか。
①ヒマラヤと言えばイエティ。イエティ関係の展示品がいっぱい
②ヒマラヤは、登山者の棄てていったゴミでいっぱい。展示品の目玉は、ゴミ
③ヒマラヤの山毎の雪と氷。山によって、ビミョウに違っている
〖ヒント:最近、環境問題となっている〗


【ヒマラヤ通信 その9】


パタンで停電。
ネパールは、電力事情が悪く、一日に10時間の計画停電がある。
ホテルや民家では、バッテリーが準備されているので、少し暗くなるが問題はない。
しかし、道路は普通でも少ない街灯が一斉に消えるので、街中真っ暗になる。面白いのは、パタンの旧市街地では、数軒の家が共同の中庭を挟んで生活しており、バッテリーも共同で持ち停電に備えている。停電は、毎日、違う時間に地区毎におこるので、停電スケジュールを知らない旅行者は、突然、街中が真っ暗になり、懐中電灯が必需品になる。
そこで、クイズです。
計画停電なので、夜外で食事をしても、予めホテルで停電の始まりと終わりの時間を聞いておけば、今暗くても帰りには明るくなると調整できるので、実は安心。
ところが計画停電で旅行者が驚かされることがあります。
何でしょうか。
①停電で道路が暗くなると、駐車している車が一斉にライトをつけ道を照らす
②停電中に寝てしまうと、夜中に突然、部屋中の明かりが付き目が覚めてしまう
③油断していると、シャワーの最中に停電で水が出なくなり、石けんだらけでいなくてはならない
〖ヒント:こちらのスイッチは、日本とONOFFが逆で、ロータリースイッチもある〗

 

【ヒマラヤ通信 その10】

 

ネパールのオフクロの味ダルバート。
写真のように、一つのプレートの真ん中にバート(ご飯)を、まわりにいろいろなおかずをのせたもの。


 
ここで大事なのは、ダル(豆のスープ)で、味噌汁のように各家庭でそれぞれの味を持っている。
この写真は、その他にチキンカレー、カリフラワとジャガイモの煮たの、野菜炒め、ニガウリの唐揚げなどが小さなボールに盛られ、また、日本の漬け物のような、たくあん、パクチの薬味などなどが盛られている。
これをご飯にかけて食べる。
こちらのお米は、インディカ米なので、そのまま食べると美味しくないが、いろいろなものをかけて食べるととても美味しくなる。
一般家庭では、このように盛りだくさんのおかずは、特別な日で、普段は、ダルとバートに煮物、漬け物くらいだそうだ。
ダルとバートにカレー、煮物、漬け物などが、各家庭のオフクロの味となっていて、お呼ばれした家庭の料理は、確かにレストランで食べるのと違い、とても優しい味で、毎日食べても飽きない、食べると元気のでる味だった。
ここで、クイズです。
オフクロの味ダルバートですが、家庭で食べるプレートは、少し変わっています。
①水が不足しているので、ナンを焼いて、プレートとし、全て食べてしまい、食器洗いをなくす
②ランチョンマットのように四角のヒマラヤ杉の板で作られている
③お子様ランチのプレートのように仕切りがある
〖ヒント:今回はやさしいのでヒントはなしです〗

 

【ヒマラヤ通信 その11】

 

世田谷区のような、少し、街について。
パタンは、王宮を中心とした旧市街とまわりに広がる新市街とでできている。
まず、旧市街を国木田独歩の武蔵野風に歩いてみよう。
旧王宮のあるダルバール広場から出発。どの道が良いかと、選んではいけない。
どの道も不思議な空間に誘う。地図も要らない。
と言うより、地図は役にたたない。
今歩いている道は、すぐに地図に載っていないことに気がつく。

道と道の交わるところに、小さなお寺があり、近所の人の熱心な信仰に支えられている。
このようなところには共同の水汲み場もある。


 
角を曲がると、道は、細くなり、曲がりくねって、先が見えない。
旧市街は、石づくりの3~4階建ての建物が連なり、建物と建物に挟まれた狭い空間が道となっている。
4mもあれば広いほうで、2~3mの道も多い。徒歩が主な交通手段だったころそのままの道を今は、人も車も使っている。
もちろん、一方通行ではないので、あちこちで、鉢合わせをしている。
 
▽迷路のようなパタンの道

建物の入口は、小さい。気になる建物があったら入ってみよう。
 
▽中庭へ通じる入口

暗いトンネルを抜けると、明るく広い中庭にでる。

ここは、中庭を囲む4~6軒の家で管理し、共同の庭として使っている。

最近、共同で管理していた家の代が変わって、商店になったり、空き家となって、管理ができなくなるという問題が顕在化して、伝統的なネワールの街並みや生活が壊されてきている。
 
▽中庭

さらに道を進むと、別れ道にでる。このようなところには、畳三畳ほどの屋根のあるテラスがあり、誰でもがここで、休める。

東屋のようなこの空間をファルチャと呼ぶらしい。

最近は、ここに住み着く人もいて、格子で囲んで使えないようにしているところも多い。

ここにもよき伝統が失われつつある。
 
▽街角によく見られる東屋のようファルチャ(誰でも休憩できる)

さらに進むと、先にゲートが現れる。

旧市街と新市街との境界だ。始めに書いた世田谷区のようなは、新市街で顕著だ。

と言っても高級住宅地と言う意味ではない。

急激な宅地化が畑をつぶして、昔の農道がそのまま使われており、宅地は広くても、道路インフラは、最悪の状態にある。

旧市街、新市街の道を車が我が物顔ではしるので、道のあちこちにハンプが作られている。

これでスピードは抑えられるが、道の狭さは、どうしょうもない。

また、旧市街に戻ってくる。

いくつもの別れ道があり、いろいろな店が軒を連ねる。

気がむいたら、冷やかしに入るのもよい。

珍しいものが見つかるかもしれない。

あるいは、思わぬ出会いが。
 
▽ヒマラヤのお茶を買う

店から出て、また、歩く。この道は、前に通ったような錯覚に襲われる。ここは、まるでラビリンス。

足が痛くなるころ、突然、王宮広場に戻る。

長くなったので、クイズは今回はお休み。
 
▽旧市街と新市街を分けるゲート

 
 
▽道のいたるところにあるハンプ

 

【ヒマラヤ通信 その12】

 


まだ、途中ですが、好評をいただいているクイズのこれまでの答え。

第1回は、「マサラテイ」でした。

覚えた車の名前は、マセラティで、間違えは、ランボルギーニです。

どちらも発音が悪く、相手に通じなかったので、恥は、かきませんでした。

紅茶の葉を煮出したものにミルクとマサラというスパイスを入れて飲みます。

独特の香があり、慣れるとクセになります。

第2回は、「入口や天井が低くて、立って歩けない」でした。

ネワールの伝統的な建築は、皆、階高が低く、ネワール人の背が低いのと、充分な建材が調達できなかったためと言う意見が、有力です。

私は、日本にも昔あった、階高で税金をかける制度があったのではないかと思っていたところ、王宮の階高も高いとはいえないので、税金説は撤回です。

第3回は、「持っていた日本語とネパール語の本で、日本語を教えていた」でした。

「指差し会話」と言う本を持っていたのを見つけて、逆にネパール語を指差して、日本語でどう発音するか聞かれ、一つ一つ発音して教えていたそうです。
その間は、他の旅行者は素通り、出発時間を気にすると、大丈夫だと言い、実際、大分遅れて出発した。

第4回は、「ヒンズー教のシバ神の聖地であり、登山が禁止されている」でした。

Wikipediaによると1959年に英国隊の遠征があったが、登頂しないとの条件に従って、頂上アタックは、されていないという。
 
▽アンナプルナ山系のジオラマ(中央に魚のしっぽのように二つに分かれて尖っているのがマチャプチャレ

 

【ヒマラヤ通信 その13】

 

雨を連れて来たのは誰か?

こちらに来てから、ほとんど、毎日のように雨がふる。

そろそろ、雨期になるので、仕方ないが、それにしても良く降る。

一度降ると排水設備が整っていないので、道がすぐに川のようになる。


 
▽すぐに川のようになる道 

▽これは川ではありません

これから、結婚式のパーティーに行こうと言うのに、川では、出かけられない。

この時ばかりは、車もオートバイも数が少なく、静かになる。

停電で薄暗い宿のロビーで雨を見ながら、止むのを待っている。

何もできない。

▽ホテルのロビーで雨を見ながら待つ


それにしても、私がこちらに来る前は、雨が数ヶ月も降らずに雨ごいの儀式までしたというのに、巫より強い雨男がいるのかしら。

■雨乞いの祭り

雨の神マチェンドラナート神を祀る祭りで、毎年、雨期の前に行われるという。

巨大な山鉾を街の中を引き回す。

狭い道が、人で溢れ、また、これを見ようと沿道の建物も人でいっぱいになる。

 
▽5階建ての建物よりも高い巨大な山鉾


 
▽沿道の建物からはたくさんの手が出て、ご利益にあずかろうとする


 
 
▽道は、人で溢れかえる

雨に関するクイズです。

排水設備の悪いパタンでは、雨が降るとすぐに道路が川のようになります。

そこで、住民はある工夫で、防衛しています。さて、何でしょうか。

①川になった道を人が渡れるように臨時の橋が用意されている。

②道が川になった時に家の中に水が入ってこないように道路より、入口が高くなっている

③雨水が下の地区に流れないように、ところどころに、ダムが造られている

〖ヒント:インフラはほとんど整備されていないので、自己防衛している〗


ヒマラヤ通信も今回が最後となりました。続きは、日本に帰ってからのお楽しみに

ネワール族で行われる3日も4日も続く結婚式の話など、ご期待下さい。

今回は、クイズの答えです。

 

【ヒマラヤ通信 その14(最終回)】

 

クイズの答えです。

その7の答えは、「ヒマラヤに合わせて、日本の嶮しい山の谷川岳のデザイン」でした。

どこから谷川岳が使われたのかは謎ですが、広い見本市会場に突然「谷川岳」の字を見たときは驚きです。

買わなかったので、写真はありません。

その8の答えは、「ヒマラヤは、登山者の棄てていったゴミでいっぱい。展示品の目玉は、ゴミ」でした。

ヒマラヤ登山者が捨てていったゴミが近年問題になっていますが、その一部が展示されています。
 
▽ヒマラヤのゴミの展示(一部)

その9の答えは、「停電中に寝てしまうと、夜中に突然、部屋中の明かりが付き目が覚めてしまう」でした。

夜の寝る時間(8~9時頃)に停電になっていることが多く、さらに、ON OFFが日本と逆のため切り忘れてしまい、寝ていると突然、明るくなって、驚かされます。

その10の答えは、「お子様ランチのプレートのように仕切りがある」でした。


 
▽家庭ではこのようなプレートで食べます(お皿に盛られているのは、漬物や薬味のようなもので、小さなボールは、右がダル(豆のスープ)、左がカレーです。お猪口のようなものは、各家庭で作られる焼酎(50度はあるという話)を飲むための杯です)

その11の答えは、「道が川になった時に家の中に水が入ってこないように、
道路より入り口が高くなっている。」でした。

パタンは、王宮広場から道が放射状にはしり、旧市街地をとりまく畑が低くなっています。

このため、放射状の道により多くの水が集まりここが川になります。

もし、歩いていて、雨に降られたら、道路と入り口の高さの差が大きいほど、水の流れる量が多いので、ここを避けて歩くことをおすすめします。
 
▽道より高くして自己防衛している商店

 

 

 

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ヒマラヤ通信-7

2014-05-20 15:34:47 | 観光

ポカラで、チベット人村を訪ねる。

1959年のチベット動乱の時にネパールに逃れてきた難民の居留地。

村と言っていても正確には、Refugee camp。

チベットの生活習慣を残し、ウールから独特の織物を織って生活している。

村には、見本市もあり、製品を展示販売している。

ここでは伝統的なデザインだけでなく、新しいデザインにも挑戦している。

▽糸を紡ぐ

▽昔ながらの機織り

ここで、クイズです。チベット村で新しいデザインとして作っている中に、日本を表したものもあります。

さて、どのようなデザインでしょう。

①ヒマラヤに合わせて、日本の嶮しい山の谷川岳のデザイン

②日本を代表する京都の金閣寺と舞妓さんのデザイン

③近代的先進技術を代表するスカイツリーと電気釜のデザイン

〖ヒント:ヒマラヤのあるネパール人から見て日本人に売れるデザインは、コレでしょう〗

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ヒマラヤ通信 一気に4~6へ

2014-05-17 11:31:42 | 観光

【ヒマラヤ通信-4】

パタンの宿をあとにして、いよいよ、ヒマラヤトレッキングの出発地点となるポカラへ出発。

40人乗りの小さなプロペラ機で30分あまり、ポカラに到着。

その前にカトマンズの空港でのエピソードを。

ここのセキュリティーチェックは、男女別れており、女性の方は、カーテンで仕切られていて、中が見えない。

そこで中に入った家内が、なかなか出てこない。

他の人は、どんどん出てくる。

5分10分、出発の時間も近づいて、何かトラブルでもと心配になってきたところに、ニコニコしながら出てきた。

聞いてみると、ここでクイズです。

①日本のファッションが気に入られ、ファッション談義に花が咲いた

②持っていた日本語とネパール語の本で、日本語を教えていた

③東京の原宿や秋葉原のことを聞かれ、説明していた

〖ヒント:指差し○○〗
なかなか、ヒマラヤまで行けず、ごめんなさい。

次回は、ヒマラヤに着けるかな。


【ヒマラヤ通信-5】

無事ポカラに到着。


途中、天候もよく、小さなプロペラ機も揺れることなく、

ヒマラヤを眼下、間違い、見上げながらの快適な30分ほどのフライト。

▽ポカラへの飛行機の中からのヒマラヤの眺望

▽地上は、埃で霞んでいても、空の上は快晴(ヒマラヤが一望)

ポカラは、ヒマラヤトレッキングのベースであり、湖の畔の観光地。

レークサイドのレストランでランチをしながらこれからの日程をガイド兼ドライバーと打ち合わせ。

午前中は、涼しいポカラも午後になるとどんどん気温も上がり、外にいるのは、なかなか辛い。

ということで、午後は、ホテルでの昼寝タイム。

明日は、早起きして、山に登って、ヒマラヤの日の出を見ることして、ガイド兼ドライバーと別れた。

お休みなさい。


今日のクイズ:

ポカラからは、ヒマラヤのアンナプルナ山系の山々が見られますが、

その中のマチュピュチュレは、7000mに届かない山ですが、未だに未踏峰です。

なぜ、誰も登れないのでしょう。

①この山の名は、その形から「魚の尾」と言う意味で、するどく尖った山頂が登山者を近づけない

②ペルーのマチュピュチュ遺跡と姉妹遺跡で、世界遺産に指定されているので

③ヒンズー教のシバ神の聖地であり、登山を禁止している

〖ヒント:ソロモン王と○○の女王〗


 
【ヒマラヤ通信-6】

お待たせしました。

いよいよヒマラヤは、アンナプルナ山系と御対面。

朝4時に起きて、ヒマラヤを照らす朝日を見にサランコットに登る。

ポカラは、30℃を超える暑さ、サランコットはウインドブレーカーの上にダウンベストを羽織っても寒いくらい。

ここからは、ヒマラヤ実況中継風に。

▽朝日に照らされるアンナプルナ サウス

山の上のテラスで椅子に座って待っていると、辺りが、だんだんと明るくなってくる。

日の出はまだ見えない。

そこに、ここから見える最も左に位置する、朝日に照らされたアンナプルナサウスが突然現れる。

薄暗い中、あちこちで歓声があがる。マチャプチャレは、尖った先端の右斜面が、朝日に照らされて、なんとも美しい。

今度は、右手から太陽が顔をだす。

ヒマラヤの日の出。歓声が一段と高くなる。

寒さも忘れて、感激に浸る。

▽ヒマラヤに昇る朝日

ーーーだんだんと明るくなるにつれ、アンナプルナ山系がハッキリと見えてくる。

雄大なヒマラヤは、言葉には表せない。ーーー

と書きたかったのですが、この季節は、空全体に霞がかかり、ーーーの部分は、想像。

次に行くナガルコットに期待。でも、霞のかかるヒマラヤは、幻想的で、それも美しい。

ここで、クイズです。今日は、感激を味わって、お休み。

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ヒマラヤ通信-3

2014-05-16 10:59:47 | 観光

前回の答えは、入口や天井がとても低いでした。

天井高は170cmあまりで、部屋と部屋の間の鴨居は160cmほどしかなく、

178cmの私は、まっすぐに立って歩けません。

入口は、更に低く130cmほどで、日本茶室の躙り口のよう。

これは、部屋に入る時に敬意を表す意味があり、これも躙り口に通じている。

▽部屋への入口(130cmくらいしかない)

▽部屋の中(写真では広く見えますが、高さは170cmくらいで、広さは6畳間というところでしょうか)

▽部屋の中を別の角度から

▽ベッドルーム(床の上に直接マットレスを敷いて寝ます)

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ヒマラヤ通信-2

2014-05-14 10:37:49 | 観光


ヒマラヤの前にパタンを紹介。

パタンは、サンスクリット語で「美の都」と言う意味の古都で、

旧市街地には、たくさんの寺院や旧王宮がある。

その中心がダバール広場。さまざまな様式の建物が立並んでいる。

ここで、最初に行ったのが、広場のビューポイントで、

観光案内パンフレットや本には、必ずここからの写真が載っている。

さっそく一枚。

▽旧王宮や様々な様式の寺院が立ち並ぶダバール広場

ところで、パタンを歩くには「パタン ツーリスト チケット」を首に下げてなければいけない。
500円ほど。

▽王宮広場に入るためのチケット(観光客はこれを首から下げている)

パタンは古都で、建物は美しい彫刻がなされ、街そのものが博物館であり、美術品の展示場といえる。

泊まった宿もその一つで、建物中彫刻であふれている。

このように美しい建物ですが、一つ困ったことがあります。

さて、クイズです。それは何でしょうか。

 
①階高が高すぎて、階段の上り下りが大変

②美しい彫刻を損ねないように、壁や柱に触ってはいけない

③入口や天井がとても低くて、立って歩けない

ヒント:何回も痛い目にあいました?

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『ヒマラヤ通信』 再発行版 写真が増えています

2014-05-13 12:08:31 | 観光

写真を追加し、一部加筆しました。

お時間がありましたら、再読ください。

【ヒマラヤ通信-1】

本日、カトマンズに到着。

ネパールのカトマンズ盆地に栄えた三つ「カトマンズ王国」「パタン王国」「バクタプル王国」

のうちの一つがあったパタン市のホテルにチェックイン。

ホテルは「ネワチャンホテル」といい、

ネワール様式の民家をユネスコの援助により、改修したもので、

伝統的な雰囲気をそのまま残した、

全8室の素敵なホテルと言うより、宿屋と呼ぶのが似合っている小さな宿。

▽ホテル ネワチャン(ネワールの伝統的な彫刻が美しい)


▽ホテルのエントランス広場(街のお寺の広場がそのままエントランス広場となっている)

▽ホテルの入口(高さは150cmくらいしかない)

▽ホテルの入口に掲げられたユネスコによる保存プロジェクトの看板

▽入口を入ったホール(正面が受付。天井は低く、暗い)

さっそく、昼食に街に。

ここで、クイズです。

ネパールのお茶は、

イタリアのスポーツカーに似た名前で覚えたのですが、

同じイタリアの別のスポーツカー名で注文してしまいました。

さて、正解と、間違えた名前は、なんでしょう。?

ヒント:槍のマークと牡牛のマーク?

今日から10日間、この宿を起点にヒマラヤを堪能する予定。

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ヒマラヤ通信その(12)(13)(14)

2014-05-07 09:35:54 | 観光

【ヒマラヤ通信(12)】

まだ、途中ですが、好評をいただいているクイズのこれまでの答え。

第1回は、「マサラテイ」でした。

覚えた車の名前は、マセラティで、間違えは、ランボルギーニです。

どちらも発音が悪く、相手に通じなかったので、恥は、かきませんでした。

紅茶の葉を煮出したものにミルクとマサラというスパイスを入れて飲みます。

独特の香があり、慣れるとクセになります。

第2回は、「入口や天井が低くて、立って歩けない」でした。

ネワールの伝統的な建築は、皆、階高が低く、ネワール人の背が低いのと、充分な建材が調達できなかったためと言う意見が、有力です。

私は、日本にも昔あった、階高で税金をかける制度があったのではないかと思っていたところ、王宮の階高も高いとはいえないので、税金説は撤回です。

第3回は、「持っていた日本語とネパール語の本で、日本語を教えていた」でした。

「指差し会話」と言う本を持っていたのを見つけて、逆にネパール語を指差して、日本語でどう発音するか聞かれ、一つ一つ発音して教えていたそうです。

その間は、他の旅行者は素通り、出発時間を気にすると、大丈夫だと言い、実際、大分遅れて出発した。

第4回は、「ヒンズー教のシバ神の聖地であり、登山が禁止されている」でした。

Wikipediaによると1959年に英国隊の遠征があったが、登頂しないとの条件に従って、頂上アタックは、されていないという。

【ヒマラヤ通信(13)】

雨を連れて来たのは誰か?

こちらに来てから、ほとんど、毎日のように雨がふる。

そろそろ、雨期になるので、仕方ないが、それにしても良く降る。一度降ると排水設備が整っていないので、道がすぐに川のようになる。

これから、結婚式のパーティーに行こうと言うのに、川では、出かけられない。この時ばかりは、車もオートバイも数が少なく、静かになる。

停電で薄暗い宿のロビーで雨を見ながら、止むのを待っている。

何もできない。

それにしても、私がこちらに来る前は、雨が数ヶ月も降らずに雨ごいの儀式までしたというのに、巫より強い雨男がいるのかしら。

雨に関するクイズです。

排水設備の悪いパタンでは、雨が降るとすぐに道路が川のようになります。

そこで、住民はある工夫で、防衛しています。さて、何でしょうか。

①川になった道を人が渡れるように臨時の橋が用意されている。

②道が川になった時に家の中に水が入ってこないように道路より、入口が高くなっている③雨水が下の地区に流れないように、ところどころに、ダムが造られている

〖ヒント:インフラはほとんど整備されていないので、自己防衛している〗

ヒマラヤ通信も今回が最後となりました。続きは、日本に帰ってからのお楽しみに

【ヒマラヤ通信(14)】

クイズの答えです。

全て終わってから帰るように、

その10の答えは、「お子様ランチのプレートのように仕切りがある」でした。

その11の答えは、「道が川になった時に家の中に水が入ってこないように、
道路より入り口が高くなっている。」でした。

パタンは、王宮広場から道が放射状にはしり、旧市街地をとりまく畑が低くなっています。

このため、放射状の道により多くの水が集まりここが川になります。

もし、歩いていて、雨に降られたら、道路と入り口の高さの差が大きいほど、水の流れる量が多いので、ここを避けて歩くことをおすすめします。

 

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