今回は、私の故郷、茨城のBRT(バス高速輸送システム)の紹介です。
まだ、乗ったことはないのですが、友人が写真を送ってくれました。
2010年8月30日、日本で初めて公設民営方式の地方型BRT(バス高速輸送システム)です。
もとは鹿島鉄道鉾田線※廃線跡で、石岡一高下~四箇村駅間が鉄道廃線跡からバス専用道路に生まれ変わりました。
かつて、『かしてつ』の愛称で親しまれたローカル鉄道が
茨城県石岡市~旧玉里村(現小美玉市)~旧小川町(現小美玉市)~旧玉造町(現行方市)~旧鉾田町(現鉾田市)間
の27.2kmをゆっくり、のんびりと走っていました。
【※鹿島鉄道(鉾田線)】
★営業距離 石岡-鉾田 27.2km
★駅の数 17駅:有人駅は石岡、常陸小川、玉造町、榎本、鉾田の5駅、また、石岡駅の改札業務はJR東日本への委託
★鹿島鉄道は、鹿島参宮鉄道によって敷設され、常総筑波鉄道(廃線)との合併で関東鉄道「鉾田線」となった後、昭和54年(1979)4月に再び分離、別会社となり、現在に至っています。また、鹿島鉄道は旅客輸送の他に航空自衛隊百里基地の燃料輸送(石岡-榎本)も行っていたため、筑波線は廃線となってしまいましたが、鹿島鉄道(鉾田線)は廃線となることはなかったようです。※結局鹿島鉄道も廃線になってしまった一番の原因は燃料輸送が2001年8月をもって終了してしまった事だったと思います。
★鹿島参宮鉄道は大正11年(1922)に設立され、まず、大正13年(1924)6月に石岡-常陸小川間が開業しました。その後、大正15年8月に浜駅、昭和3年2月に玉造町駅と部分開業を繰り返し、昭和4年5月に石岡-鉾田間が全線開通しました。鹿島参宮鉄道の会社名は、鹿島神宮参拝客の輸送を構想に持っていたためにつけられた名前のようですが、浜-大船津(おおふなづ)間の航路とバス連絡を行っただけで、鉾田から、鹿島までの鉄道延長は立ち消えとなってしまいました。
【引用】
あにs’(旧小川町非公式)ブログ
http://blog.goo.ne.jp/hal88/e/1a425e1b11e5ea6f0189eaf27ce1333c