社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
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特定緊急輸送道路沿道ビルの耐震改修費 補助額増加 すばらしい!!

2013-04-16 09:34:08 | 制度・しくみ

■4月16日

これまで東京都では、特定緊急輸送道路沿道については、都条例により耐震診断を義務化し、

診断の推進を図ってきたが、診断の結果、耐震性能が低いことがわかっても、

多額の費用がかかることから、なかなか耐震改修にはつながらなかった。

これに対し、自治体が25年度から耐震改修費の補助額を増やす動きが出てきた。

今年度は40の区市町村が国や都と合わせ、補助率を約83%(5/6の補助)に引き上げた。

これにより、私有財産の改修費の大半を補助する手厚い制度となったことから、

今後、ビルの耐震化が一気に進むものと予想されるが・・・・・・。

【特定緊急輸送道路】

大規模災害の発生時に、災害救助や物資輸送のために重要な役割を担う道路。

都心では、青山通り、昭和通り、白山通り、環七通り、甲州街道や新青梅街道など

都内の主要な幹線道路が指定されている。

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