相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

旧スイス大使館「翠州(スイス)亭」にて

2017-04-14 11:42:14 | 建造物
長生郡長柄町上野の「生命の森リゾート」施設の一つ和食処「翠州(スイス)亭」はある。この建物は実業家の別邸として昭和5年(1930)東京麻布広尾町に建てられた後、昭和20年(1945)~53年(1978)まで「スイス連邦共和国大使館」として使用されていた。昭和54年(1979)新大使館が建築、スイス連邦共和国より国際親善のシンボルとして長柄ふる里村に寄贈、移築された。この建物は日本建築の粋と高い評価を受け国登録有形文化財となっている。入母屋造の和風邸宅で、南面に木造2階一部平屋建、瓦葺。西側にL字型の平屋建、南東部にも平屋建を接続しており全室が京間取りで檜材をふんだんに用いた上質の数寄屋風造りである。また建物の周りはお椀を伏せたように剪定された色とりどりの「つつじ」が少しずつ彩りはじめ、店内から「枯山水」の庭園が臨める居心地のいいやすらぎの雰囲気を醸し出している。ここは数多くの映画やCM、番組のロケ地になっているらしい。「森の中の貴賓席で房総の幸三昧と上質な時を!!」に誘われ「つつじの間」にて夕食に舌鼓を打ちながらしばし身をゆだねると至福の刻がゆったりと過ぎていく。(1704)










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