時折、NHKBSテレビを見ていると外国の主要駅で「駅ピアノ」として見事な演奏をしている映像が流れている。「駅ピアノ」以外にも「空港ピアノ」とか「街角ピアノ」とある。ここ「相模大野駅」でも「ステーションピアノ」として2020年12月から開催され今年も12月14日~12月25日まで開催された。今日がラスト演奏である。小田急線の「相模大野駅」の南北自由通路の相模大野ステーションスクエアの「エントランス前・アトリウム広場」に「グランドピアノ」が一台設置された。相模大野ステーションスクエアを彩る高さ12mの「クリスマスツリー」、女子美大の学生が「音楽の贈り物」をテーマにした装飾、まち・みどり公社が花苗生産センターで育て、並べた花でピアノを含め一体化したアート作品に仕立てられている。今日は3年振りに開催されたクリスマスゴスペルを聞いた後、行ってみると女性が演奏中であった。その後男性が演奏。こういうところで弾く人はそれだけの自信があるのだろう!さすがにうまく聞き入ってしまった。今日、相模大野はクリスマス一色となっていた。(2212)
相模原市南区下溝に約26haの広大な園内にメタセコイア並木、フランス風庭園、噴水広場、水無月園、サカタのタネグリーンハウス大温室、ドッグラン、芝生広場の施設を有し、四季の花が絶えない「県立相模原公園」がある。花菖蒲の季節多くの人で賑わう「水無月園」を訪れると園の中央のショウブ田の左側一角に3本の茶花の女王と言われる「椿」が植栽されている。白地または淡いピンク地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る半八重中輪。ツートンカラーで「蝦夷錦」か「京唐子」か「白玉絞」かと思われる椿が2輪だけ咲いていた。丁度日差しが当たる所、気温がマッチしたのかフライイングしたのか?椿は日本の書物、万葉集に記述があり、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木である。(2212)
藤沢市江の島に日本三大弁天の一つに数えられている「江島神社」は鎮座している。欽明天皇13年(552)の勅命により島の洞窟に神様を祀ったのが始まりとされ鎮座1450年に及ぶ。ご祭神は天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた神で三姉妹の女神様(宗像三女神)である。江島神社は「辺津宮」、「中津宮」、「奥津宮」の三宮で構成されている。「中津宮」は「辺津宮」から歩いて約5分ほどの小丘に鎮座している。ご祭神は寸島比賣命。石段(参道)を上り行くと正面に朱色鮮やかな社殿がある。この社殿は度々の改修を経て、元禄2年当時そのままに再現された。四季折々の花鳥画、拝殿の格天井には四季折々の花鳥画や彫刻が施されている。社殿脇には水琴窟を構えた庭園がある。また社殿へ続く参道の両側には江戸歌舞伎「市村座」と「中村座」が奉献した一対の石燈籠があり、昭和60年(1985)には燈籠奉献200年を記念して音羽屋7代目がしだれ梅を植樹され、当時の歌舞伎役者の手形も残されている。(2212)