菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

令和書籍「国史」検定合格の重大問題ーしんぶん赤旗の記事より

2024年07月22日 10時26分11秒 | 地方政治
  さきの桜川市議会6月議会でも、「令和書籍の教科書『国史』」を取り上げた、一般質問がありました。6月議会は、「誤請求=二重請求問題」が大きな議題となり、この一般質問は、あまり気にしていませんでした。今日のしんぶん赤旗は、、「朝の風」欄に、『国史』検定合格の重大問題」と書いています。紹介します。

 令和書籍「国史」検定合格の重大問題

 今年採択が決まる中学社会科歴史分野の教科書に、日本のアジア侵略を美化する教科書がもう一冊加わった。令和書籍の教科書『「国史』」だ。内容全体も問題山積だが、特に検定にかかわる重大問題を指摘したい。

 同教科書は「慰安婦」問題を1ページ半にわたって記述し、 「日本軍が朝鮮の女性を強制連行した事実はなく、また彼女らは報酬をもらって働いていました。また、日本軍が彼女らを・・・『従軍』させ、戦場を連れまわした事実はありません」と断定する。
 これは「慰安婦」問題への日本軍の関与を認めた1993年の河野長官談話の全面否定になるが、文科省はこの記述をそのまま認め検定合格させた。規定事実ができたため、今後他の教科書が同様な記述をしても検定合格するこになるだろう。

 私は検定強化を主張する立場ではないが、現に検定制度が存在し、検定結果が歴史的認識について政府の公的見解を示す機能を持っている以上、政府は、河野談話以後のアジア諸国との首脳会談で表明してきた侵略と植民地支配の事実認め反省しお詫びする姿勢は守り抜くべきだ。
 河野談話やそれに先立つ82年に追加された、近隣諸国との関係配慮を求める検定基準を有名無実化することは、強く抗議してやめさせたい。
(比)

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