今日から、12月議会が始まりました。大塚市長再選後の初めての議会です。
開会冒頭、大塚市長から、2期目の所信表明演説がありました。この内容は、12月1日号の「広報さくらがわ」に掲載されていますので、お読みください。
菊池議員のおこなった一般質問について、紹介していきます。
2017年12月議会速報① 新市庁舎の建設について
菊池議員の質問
大塚市政2期目の最大の課題は、新庁舎の建設であると考えています。
1つは、市長選挙でも争点になったが3分庁舎方式か、1カ所にまとめる方向かということです。2つは、桜川市の玄関口をどこにするのか。高森に出るのか、羽田にするのかという問題です。今、新庁舎建設検討委員会で検討中でもありますが、大きな方向性は、全市民に知らせる必要もあると思いますので伺います。
3分庁舎方式で行くのか、1か所方式で行くのか
まず、新庁舎を1か所で作るのか、それとも、新人が政策に出したような3分庁舎方式が可能なのかという問題です。
私の理解では、真壁庁舎、大和庁舎の西側半分(いわゆる旧庁舎)、岩瀬庁舎の南側庁舎(第1庁舎)は、昭和52年以前の建設物であり、長期に残す庁舎としては、少しぐらいの改修では不可能だと聞いています。その理解でよろしいのか。まず、そこをはっきり答弁していただきたいと考えています。
また、市民に新たな混乱をもたらすといけませんので、きちんと明確にお答え下さい。
桜川市の玄関口をどこにするのか
次に、桜川市の玄関口である新庁舎をどこにするかという問題です。建設検討委員会は2回ほど開いておりますが、そこまで検討していないと伺っています。しかし、市の玄関口をどこにするかというのは、市民全体にとっておおきな問題です。
ここは市長の方から、きちんとした考え方を伺いたいと思います。
市長公室長の答弁
2回の新庁舎検討委員会の方向は、1カ所にする、あとは総合窓口をつくるという合意がされています。
その理由は、3庁舎のうち、1981年に制定された新耐震基準で建てられたものは、大和庁舎の新庁舎(3階建ての東側)だけです。古い耐震基準では、第2岩瀬庁舎(北側)以外は、IS値0.7(合格基準)を下回り、防災拠点としては不適切な建物となっています。
今後、長期に使用するには、一カ所にまとめる方が、建設費、維持管理費、効率的な事務が進められると考えています。住民サービス維持のために、支所的な機能は残す必要との意向です。
本庁舎の建設位置については、まだ、本格的な審議になっておりません。計画書をまとめるにあたっては、パブリックコメントを取り入れ、市民に愛される庁舎となるよう進めたいと考えています。