菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

県の水道広域化にどう対処するか

2023年08月30日 18時55分20秒 | 桜川市議会
⑧9月議会速報 
    
県の水道広域化にどう対処するか

菊池議員の質問

 県は、令和4年度に、水道の県一本化、広域化推進プランをつくり、公表しました。そして、県西圏域など、圏域ごとに協議会を開催させました。令和5年には、「県水道事業広域連携推進方針(広域化推進プラン)をつくりました。そして、「検討・調整会議」への参加の有無を、9月22日までに求めています。

 茨城県の水道は、自治体の地下水と県がつくった広域水道用水施設の水を半々に使うことが基本となっています。ところが、県広域用水の水は、地下水に比べ高いこと、県の人口減少により、県の広域用水の使用量が減っていることを心配し。ここに、県一本化の計画を打ち出しました。

 ところが、県一本化の構想は、県北の日立市(ここは、20㎥、2970円、県平均4250円、桜川市5280円)が、水道料金が一番安く、参加を拒否したことで壊れてしまいました。これで県は、県一本化はあきらめました。広域化に切り替えました。

 また、水戸市などは、後で合併した内原地区などを除けば、県の水は使っていないとのことです。さらには、守谷市は、水道会計は50億円近い黒字を出しています。これは、大きな住宅団地に、市の水道をつなぐとき、住宅業者はすでに各家には水道管を配管してあり、大本に市の水道管につなぐだけとなって、市の配管工事が必要なかったためです。県一本化になれば、そのため込んだ黒字も一本化されるため、一本化には否定的と聞いています。

 また、3・11東日本大震災では、県西用水を頼っていた地域(岩瀬地区の大部分)は、県西用水管が破損したため、一週間以上断水が続きました。水道は、地元の地下水と共用が欠かせません。水道料金が県内でも高い桜川市が、こんないいかげんな計画の「県一本化」には参加しない方がいいと思うのですが、市の考えを伺います。

上下水道部長の答弁
 
 6月8日の議会全員協議会で、水道審議会の答申を受け、参加の方針を報告させていただきました。
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