「教育振興費の増額を求める陳情（本木・勝田俊雄氏提出）」は、賛成ゼロで不採択に

　「教育振興費の増額を求める陳情（本木・勝田俊雄氏提出）」は、６月議会に提出されました。　
　文教厚生委員会では、「慎重な審議が必要」と判断し、継続審議としました。この時も、勝田氏は傍聴されていました
　９月議会では、５日に、決算議案審議後、再度審議に入りました。この時は、陳状者の勝田氏は傍聴していました。

　文教厚生員会の結論は、「教育予算を増やしてほしい」との趣旨には、賛同するとするが、「具体的な金額や財源（大和駅北地区開発はやめて捻出）には賛成できないという意見がでて、「趣旨採択」となりました。
　委員会の意見　趣旨採択３人、採択１人
　
　そこで、９月８日の本会議で、「趣旨採択をすべき」という報告をしました。ところが、報告書に書いてあった「市が学校の教育後援費をなくす方向で考えてほしいとの思いであることから採択したいとの意見がありました」との文言に、質問がでました。
　採決の前に、数名の議員が退席し、棄権しました。
　
　本会議での採決の結果。文教厚生委員の菊池と仁平議員は、賛成しましたが、「賛成少数」で否決となりました。文教厚生委員会提案の「趣旨採決」案が、否決されてしまいました。

　そこで、次に、議長は、勝田氏提出の「教育予算の増額を求める陳情」への採決に移りました。
　棄権者が議場に、戻ってこないままでの採決の結果、賛成者ゼロで、不採択となりました。

　提案者の菊池議員（文教厚生委員会副委員長）、狐につままれた思いで、この結果を見つめていました。