菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

映画「二宮金次郎」に感動

2023年09月10日 16時02分50秒 | 日々の雑感
 昨日は、シトラスの映画「二宮金次郎」を見に行きました。
 二宮金次郎といえば、私ら年輩者には、「修身のお手本」のような人物として、偏見もありました。
 ここ、桜川市に居を構えてから、近くの旧大和村青木に、二宮尊徳の仕法でできた「青木堰」もあります。また「薬王院」というお寺もあります。
 また、旧二宮町(今は、真岡市)には、本格的に「仕法」に入った桜領があり、遺跡が残っています。桜領までは、自転車で行ったことがありますが、そこから、毎日、二宮金次郎は、徒歩で青木まで往復したと聞いて、びっくりしたものです。大泉には、朝夕の通過時に、休憩した家もあると聞いて、そこにも行ってきました。

 何よりも、二宮金次郎への見方を変えたのは、板倉聖宣氏の本「数量的な見方考え方」(仮説社刊 1700円)の書かれていた、「二宮尊徳と数学」という部分です。
 二宮尊徳は、「日本で最初の『量率グラフ』を活用し、農民に「勤勉であることの楽しさ」を教えたというのです。二宮尊徳全集は、各巻1400ぺージ、36巻もあるというのです。
 「修身的なお説教の話はさがすのが困難なほどで、『ほとんど全巻、経済統計資料でうめつくされている』という感じです。私のさがし求めていたすばらしい経済資料をたくさん見出すことができただけでなく、先に引用したようなグラフ(=量率グラフ)がいくつも出てくるのに目をみはった」と書いています。

 この映画は、「なぜ、自分の仕法に、頑固といえるほど確信をもてか、それは、数学的確信が背景にあった」。このことが分かれば、もっと理解ができるのではないかと、感じました。

 兎に角、二宮金次郎は、全国600地域で仕法をしたというのですから、本当にすごい人ですね。。

 昨日の、シトラスの午前・午後の上映は、多くの人が見て下さったので、大成功と言えるのではないでしょうか。

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