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言語訓練(第2回目)

昨日は言語訓練の日だった。
パパ、ママ、お兄ちゃん、ひろ君みんなで行った。
前回はパパはに行ってもらったので、私は今回が初めてだったので、どんな訓練なのだろう、言語聴覚士さんはどんな方なんだろう、とワクワクドキドキだった。
パパの言っていた通り、言語訓練は発達センターとは別棟で大部屋が1部屋に個室が複数、聴覚検査の部屋もあった。
その大部屋でひろ君の訓練が始まった。訓練と言っても、全てがひろ君にとっては遊び、部屋の中には色々なおもちゃが置いてあって、ひろ君は興味津々でいろんな物を出してきて遊びだした。聴覚士さんはひろ君の遊ぶ様子を傍観しながら時々声掛けしては、ひろ君の反応を見るといった感じだった。その中でしっかり発達具合を分析していた。
方針としては、「私達は、普通に日常会話が出来るようになるのを小学校に上がるまでととらえています。会話をする前提となるのが、理解力。今はより多く声掛けをして理解力を深めてあげて下さい。言葉が多く出るようになって、それでもある音の発音が出来ない等が出てきた時にはじめて(5歳頃)、その音の口の開き等の筋肉の動きを指導します。」との説明。
また、ひろ君の現状及び助言としては、「アイコンタクト、日常的な言葉掛けの理解良好。表出単語数複数有り、単語の模倣もそれらしく真似ることも見られる。歌のフレーズを口ずさむことも出てきているとのこと。要求、指さしが有る。問いに対する指さしが今後増えると、相対的に表出言語も増えてくるのではないかと考える。家での対応は、これまで通り絵本を見たり、一緒に手遊びしたり、動作や状況を言語化してあげることが大切です。」との説明だった。
訓練は月1ペースで行うことになった。

訓練の時にセットで行う診察では、PTの時に見て頂いた先生だったので、「先生、ジャンプが出来るようになったんですよ」と両足ジャンプを披露した。すると先生、「へー、すごいね」ととってもビックリされて「ひろ君、ちょっと来て」とひろ君を椅子に座らせ緊張の度合いを診る為に膝をトントン。「少し堅さがあると言えば有るナー」と言っていた。先生もびっくり、やったねひろ君!
また、シャント手術についてもアドバイスを頂いた。「圧が高くなり症状が出るなら即シャント。そうでなくても成長が標準からどんどん離れて行くようならシャントすべきです。どんどん標準に近づいていくならいらないでしょう。でも差が平行線のままだと悩むところですね。」とのことだった。
ひろ君、本人なりに少しずつ出来ることが増えている、が標準の発達レベルと比べるとどうなんだろう。
シャントしたことによる感染症の心配については、「まだ抵抗力のついていない赤ちゃんの頃にシャントを入れたお子さんは感染が多いかもしれませんが、ひろ君程度大きくなっていたらめったに無いと思いますよ。」とのお話だった。
アドバイスを頂いて、シャントに対する不安が少し解消された。

家に帰って、遊んでいる最中に「はやい」(早い)が言えるようになった。
「ひろ君、”はやいはやい”して」とお願いすると高速でハイハイ(高ばい)。「滑り台で”はやい”して」とお願いすると、滑り台の階段を「はやい、はやい」と言いながら登ってスーと高速で滑り降りた。
今日も1つ言葉が増えたネ、ひろ君。

STで指導して頂いた"遊びながらの物や動作、状況の言語化"を意識してやって行こう。そうすることで一月後のひろ君が、どれくらい話せるようになっているのか楽しみだ。

写真:STでの1コマ
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