名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-14 78飛戦法(3)

2024-08-30 | 基本定跡の研究

もう初手からの手順は頭に入ったでしょうか。78飛84歩76歩85歩77角34歩48玉77角成同桂、今日は54角を調べます。

これも米長先生の「新鬼殺し」に似た感じです。先手は38玉が自然で、76角に65角

65同角同桂62銀55角44角

44同角同歩では勢いが止まるので、73桂成同桂同角成同銀同飛成62飛

この図の評価値は0近辺の互角です。角銀交換で竜を作ったけれど、99角成は受けねばならない。先手が歓迎すべきではないか。

戻って

38玉ではなくて55角ならば、22銀85桂

怪しい手が出てきます。27角成73桂成同桂同角成

王手の受け方は42玉46桂52玉というのが最善らしく

それでも評価値は+137、先手は互角以上です。

戻って

AIによると最善は33銀のようで、73桂成85飛46角27角成

この図の評価値は+96ですが、74成桂82歩75成桂87飛成88飛同竜同銀

ここまで進むと+44、難しい岐れのようです。


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