名南将棋大会ブログ 名古屋

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まずは将棋上達法則を見てください。

SS2-14 78飛戦法(2)

2024-08-29 | 基本定跡の研究

初手78飛戦法で

84歩76歩85歩77角

34歩48玉

77角成同桂

ここで86歩は先手有利になりました。今日は45角を見てみましょう。2手目32飛戦法を思い起こせば、77桂としてあるか、88銀としてあるかの違いですが、その差は大きいのです。(32飛戦法では36角しかなかったのですが、) 先手はここでも65桂と跳ねて

62銀55角12香

先手としては11角成32銀よりも、75歩27角成74歩のほうが優ります。

鬼殺しのような攻め筋ですね。後手には54馬があって、73歩成55馬

綱渡りの受けが成立します。82と同馬11飛

でも12香の欠陥があって、飛を打ち込まれるとは。この図の評価値は+114、先手ペースとも言えないような評価値です。77歩68飛33桂12飛成・・・まだ互角ですが、後手としては好んで選びにくいでしょう。

どこかで14歩16歩の交換が入っていた場合は

45角に対して55角よりも65桂が優るようです。後手は62銀ではつぶされそうなので62金。

(62銀だと75歩27角成74歩同歩55角で先手有利です。) 55角に13香とできるのが

端を突き合っていた場合の後手の利点です。75歩27角成73桂成同桂74歩

先手は先に桂を捨てて歩を突き出してみます。77歩73歩成78歩成同銀

81飛62と同銀22歩

この図の評価値は+158の先手ペース。今は駒損ですが取り返せます。ということで端歩を突き合っていても、後手の45角には十分対応できます。

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