名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-13 32飛戦法(14)

2024-08-26 | 基本定跡の研究

先手が無難を求めれば

2筋の歩を伸ばすのを後回しにすることはできます。34歩68玉35歩78玉44歩26歩42銀25歩34飛

後手は石田流本組にすることが可能です。先手が従来の陣形を選ぶと、手順省略でこの形です。

9筋の位を取ってからの棒金での石田崩し。これは難しいです。長岡先生も難解だと。この図の評価値は0付近の互角です。

私のとっておきの石田崩しを紹介すると

46歩43銀47銀52金左68銀14歩16歩82玉38金 (58金右も可能) 72銀56銀33桂47金13角79金54銀

エルモ囲いで56銀47金型を作ります。18飛 (15歩同歩同飛ねらい) 22角38飛13角

先手は0手で38飛とまわれました。この図の評価値は+318で、すでに先手有利の範囲です。15歩同歩36歩

36同歩同金35歩26金~14歩という攻め方があり、石田流本組は怖くないのです。

 

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