先手が変わった対策を考えたようで、初手から76歩32飛に96歩94歩
9筋の突き合いが入ったらどうかと。相振り飛車で有利に働くかもということはあるのですが、これまでの変化でも、26歩62玉25歩34歩
22角成同銀65角74角
74同角同歩に88銀33銀を入れてから、75歩同歩65角
後手は94角を打てないという意味だと。プロは時々こういうことを考えるようです。ただこれで先手良しかといえば、AIによると72銀43角成64歩
馬の動きは制限されます。32馬同金41飛22銀45飛成
この図の評価値は0近辺の互角です。後手の指し方が難しく見えますが、76歩34竜33銀64竜63銀66竜54角
ここまで来ても評価値は+22にしかなりません。歩得+竜で先手が駒得のように見えますが、手損だからか持ち角が大きいのか、形勢は互角のようです。