名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

10月の予定

2024-08-13 | 名南将棋大会

既報の通り、名南将棋同好会の会場である、南生涯学習センターが改修工事を行うことになり、10/14から1/12まで3か月の間使用できません。

10月は他の大会と重なりがあり、名南将棋大会は開催しません。

すでにお知らせしましたが、8月24日(土)と9月16日(月祝)にプラスして開催します。

第256回

壱  8月11日(日)R1800点以上;開催済み

弐  8月17日(土)R1800点以下

第257回

壱  8月24日(土)R1800点以上

弐  9月16日(月)R1800点以下

第258回

壱  9月22日(日)R1800点以上

弐  9月28日(土)R1800点以下

という予定です。

 

次回の名南研究会は9月29日(日) 9:30から行います。研究会を10月にも行うかどうかは未定です。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SS2-13 32飛戦法(1)

2024-08-13 | 基本定跡の研究

新しいテーマで、32飛戦法を取り上げます。2008年の升田幸三賞でしたか、ずいぶん前の話です。定跡本としては、長岡裕也先生の「2手目の革新 3ニ飛戦法」です。今泉健司先生がアマチュア時代に指していて、プロでは長岡先生が初めて指したとか。

初手から76歩に32飛で始まります。

初手26歩だと出現しないのですが、初手の多くは76歩なので、後手番ならばこれだけで対応できるとも言えます。26歩62玉25歩34歩

後手の石田流はうまくいかないというのは広く知られていることで、ブログでも取り上げました。その時は後手陣は51玉35歩の形でした。さて、先手が無難に進めた場合は、48銀72玉68玉35歩78玉34飛

後手は玉を72まで移動してから、35歩~34飛としています。こうなると22角成同銀までは必然で、88銀82玉77銀72銀46歩94歩96歩32金

後手番でも升田式石田流に組めるというのが主張です。47銀33銀68金44銀58金右55銀

この55銀というのは本家升田先生の指した手で、先手に56歩を突かせようというもの。銀は64~73に引いて夫使います。先手が56歩を突かなければ、16歩33桂15歩44飛

というのが、長岡先生の本に書いてあります。48飛には27角なので26飛ですが、36歩同飛28角

長岡先生は後手優勢だと。しかしAIに聞いてみると、56歩64銀16飛39角成26飛

後手は1歩損で馬を作っただけ、この図の評価値は+115です。そんなに単純な話ではないのですが、とりあえずのねらいはわかりました。後手番なので千日手でも良いと思えば。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする