名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-13 32飛戦法(7)

2024-08-19 | 基本定跡の研究

この図から

22角成同銀65角74角

43角成47角成

58金右74馬

24歩同歩同飛23歩28飛42金

44馬33銀

AIは55馬が優るというのですが、定跡本では66馬22飛の図です。

昨日は2筋を銀で守りました。桂で守るには48銀24歩36歩64馬37桂

という手順です。35歩には26飛25歩

長岡先生は25同飛同飛同桂29飛で後手優勢というのですが、AIによると、ここは25同桂があって、36歩68玉37歩成59銀

先手玉が堅くなりました。 (適当な手が無く) 24飛に33桂成26飛42成桂

二枚替えの図ですが、評価値は+295の先手良しです。44歩から と金攻めが有効です。

なのでこの図では

後手には攻める手が無く、少し駒組が続きます。先手としては銀で2筋を受けるよりは桂で間に合う方が得でしょう。

ところで、後手が64馬とせずに25歩と伸ばした場合も、先手は37桂で良いです。

26歩には24歩同飛25歩22飛26飛で問題なし。35歩には68玉36歩34歩

この図の評価値は+703もあって、はっきり先手有利なのです。進行例は47歩同金37歩成同金24飛33歩成同桂75歩

64馬には55銀、85馬には44歩という調子です。先手が駒得しているので攻めに困りません。

ということは、

この図では最初に調べた48飛よりも、58金右のほうがわかりやすいみたいですね。後手が強行すれば不利になります。先手は2筋の歩を交換できるというくらいの利益ですが、その後が指しやすいようです。

 

 

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