飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース140828

2014-08-28 22:35:33 | 佐鳥新の教授&社長日記

■「宇宙博」入場者が20万人突破 「宇宙には夢、孫と」

千葉市「宇宙博」入場者が20万人突破 「宇宙には夢、孫と」の幕張メッセで開催中の「宇宙博2014」(朝日新聞社など主催)の入場者が28日、20万人を突破した。20万人目の入場者は、茨城県下妻市の小学6年川端芽依さん(12)。祖父母、弟と来場した。主催者側から記念品として図録やオリジナルグッズが贈られた。川端さんは「宇宙博で、宇宙の中を体験してみたい」と話し、一緒に来場した祖父母は「宇宙には夢があるから、孫を連れて来たかった」と語った。9月23日まで。

http://www.asahi.com/articles/ASG8Q6GW5G8QUKJH00C.html

 

■日本初の人工衛星の名前は? 九州の地名が由来だよ

1970年2月、日本初の人工衛星打ち上げに成功しました。旧ソ連、アメリカ、フランスに次いで世界で4番目でした。人工衛星を打ち上げる技術を試験するための衛星で、全長は1メートル。「おおすみ」の名前は、ロケット発射場が九州南端の大隅半島にあることにちなんでいます。2003年に大気圏に突入し消滅するまで、地球を回り続けました。

http://www.asahi.com/articles/ASG8N52SJG8NUEHF00L.html

(今日、「おおすみ」を打ち上げた秋葉先生と「係留飛行船」の設計会議をしました。)

 

■アルマやケックIIで観測、衝突銀河のベストショット

おとめ座の方向に浮かぶ天体H1429-0028は、今から約70億年前の宇宙で起こった銀河衝突の現場である。「H-ATLAS」と呼ばれるサーベイによって発見された後、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)、ケックII望遠鏡、アルマ望遠鏡、カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(JVLA)、超大型電波干渉計(VLA)といった望遠鏡で詳細な観測が行われ、それぞれのデータを重ね合わせることにより、遠方の衝突銀河のものとしてはこれまでにないベストショットが作られた。

H1429-0028と地球との間には別の銀河が存在する。この銀河の巨大な質量によって重力がレンズのような役割を果たす重力レンズ効果のおかげで、遠方にあるH1429-0028を詳しく調べることができた。

(続きはURL参照)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/28merger/index-j.shtml

 

■史上初の彗星着陸に向け、探査機ロゼッタが調査中

8月6日にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着した探査機「ロゼッタ」は、11月に予定されている子機「フィラエ」の着陸に備えて調査を行っている。

ロゼッタは、およそ100km離れた軌道から彗星核の地形を詳しく観測し、表面温度、気圧などを測定する。これらのデータをもとに地形の凹凸、日照時間、フィラエと地球との通信を中継する親機ロゼッタとの通信可能時間などを検討した結果、現時点で候補地は5つにしぼられた。最終的な着陸地の決定は10月中旬に予定されている。現時点では11月11日に目標設定されている着陸日も、同時に確定される。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/27rosetta/index-j.shtml

 

■探査機ニューホライズンズ、海王星軌道を越えて冥王星へ

2006年1月に地球を出発したNASAの探査機「ニューホライズンズ」が、8月25日(米東部時間)に海王星の軌道を越えた。地球の30倍以上も太陽から離れた彼方に広がる太陽系外縁の世界へと飛び出した探査機は、打ち上げ当時にはまだ惑星の地位にあった冥王星を目指す。

(続きはURL参照)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/26newhorizons/index-j.shtml

 

■宇宙ごみ監視部隊の創設検討=防衛省、監視技術も開発

防衛省は28日、宇宙開発利用に関する基本方針を改定し、新たに宇宙に漂うロケット破片など人工衛星に損傷を与えかねない宇宙ごみ(デブリ)の監視を担当する自衛隊部隊の創設を検討することを盛り込んだ。関係省庁とも連携し、実現に向けた課題を詰める。
 方針は、宇宙ごみの増加や、地上から人工衛星に向けて発射するミサイル開発が中国などで進んでいることを、「安定的な宇宙開発利用に対する重大な脅威」と指摘。宇宙空間の安全を確保するため、監視を行う専門部隊の必要を訴えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000149-jij-pol

 

■JAXA、ASTRO-Hに相乗りする超小型衛星4機を決定

相乗りする超小型衛星については、有償・無償の仕組みで今年4月に公募し、応募された提案に対する審査を行った結果、4機を選定した。

有人宇宙システムの「米国商業超小型衛星」(有償)、九州工業大学の「鳳龍四号」(無償)、名古屋大学の「ChubuSat-2」(無償)、三菱重工業の「ChubuSat-3」(無償)の4機。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000043-rps-bus_all

 

■米スペースXのロケット、試験飛行中に爆発

【AFP=時事】打ち上げられた後に地球に戻り、再利用できる宇宙船の開発を進めている米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)のロケットが22日、試験飛行中に空中で爆発した。負傷者はなかった。

爆発したロケットは試作機「グラスホッパー(Grasshopper)」に続く、エンジン3基を搭載した「F9R」試験機。同社の発表によると、試験飛行中に異常が検知されたため、自動的に飛行が中止されたという。試験飛行には米連邦航空局(Federal Aviation Administration、FAA)の係官も立ち合い、試験飛行から飛行中止まで全てが予定されていた試験空域の範囲内で行われたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000017-jij_afp-sctch

 

■重力波望遠鏡ってどんなもの?

― 重力波で2点間の距離は微妙に変わる

 間接的に証明できたなら、次は重力波の直接観測だ。様々な天体現象が重力波を発生するであろうことが理論的に予想されている。重力波が観測できるようになれば、重力波で宇宙を観測することが可能になる。重力波は物体に遮られないので、重力波による宇宙の観測により今までは観測できなかった、様々な天体現象が観測可能になるだろう。

 一例としてビッグバン直後の宇宙の観測がある。

 遠くの宇宙を観測することは、過去を見るのと同じだ。ところがビッグバン直後の宇宙は水素やヘリウムのプラズマが充満しているので、光や電波を通さず、観測できない。しかし物体に遮られない重力波なら、ビッグバン直後の宇宙も観測できる。超遠方の宇宙から来る重力波を観測すれば、ビッグバン直後の宇宙で質量がどのように分布していたかが分かるのではと期待されているのだ。

 重力波望遠鏡であるKAGRAは、レーザー光線を使って重力波を検出する。空間のひずみである重力波が到達すると、2点間の距離が微妙に変化するが、変化の度合いは2点間の向きによって異なる。重力波に沿った方向と、直角の方向では距離の変化が違うのだ。そこで、互いに直交したトンネル内にレーザー光線を往復させた後で、二つのレーザー光線を干渉させることで、トンネルのわずかな距離変化を測定し、重力波を検出する。

(続きはURL参照)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140827-01059490-trendy-sci&p=2

 

 



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