飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース140830

2014-08-30 12:28:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

■JAL、「MRJ」を32機発注-1500億円、小型機を順次統一へ

日本航空(JAL)は28日、三菱航空機(名古屋市港区、川井昭陽社長、052・611・2210)が開発中の小型ジェット旅客機「MRJ」を32機購入することで基本合意したと発表した。発注額は約1500億円。JALはMRJを2021年から子会社のジェイエア(大阪府池田市)が運航する国内線に投入する。7年程度で小型機を全てMRJに置き換え、28年をめどに統一する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120140829agar.html

 

■政府の予算不足で…次世代ロケット飛行に遅れ、NASA

米航空宇宙局(NASA)は27日、2017年末の実施を目指していた次世代大型ロケット「SLS」の試験飛行を1年遅らせ、18年11月に実施すると発表した。(SANKEI EXPRESS)

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140829/scn14082921510003-n1.htm

 

■パプアニューギニアで火山が噴火

(CNN) パプアニューギニアで29日、ニューブリテン島のタブルブル山が噴火した。

オーストラリアにあるダーウィン火山灰対策センターの気象学者クレイグ・アールスパー氏によると、噴火は29日早朝に始まったという。火山から噴き出た火山灰の太い柱は、海抜約18キロにまで達した。

※可視・赤外のハイパースペクトルセンサーで観測すれば被害状況が即座にマッピングできるのに。残念。

 

■宇宙ゴミと戦う-ロッキード、豪社と追跡施設建設へ

【キャンベラ(オーストラリア)】宇宙ゴミ(スペース・ゴミ)は、ハリウッド映画のヒット作「ゼロ・グラビティ(重力)」で描かれたように、現実的な心配事になっている。映画は、宇宙ゴミの嵐が軌道上の宇宙船を襲い、生き残った宇宙船の乗組員を窮地に陥れるという内容だった。

米防衛大手ロッキード・マーティンは、キャンベラに本拠を置くハイテク会社と共同で、オーストラリアのアウトバック(内陸部の広大な砂漠地帯)に追跡施設を建設する。この施設では、地球の軌道を回っている商業人工衛星や非商業衛星を脅かす宇宙ゴミを追跡する。野球のボール程度の小さなゴミでも追跡できるようになるという。(続きはURLで・・・)

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204431804580116822675169644?mod=WSJJP_Technology_Left_Latest_News

※2ヶ月ぐらい前に出張先のホテルで「ゼロ・グラビティ(重力)」を観ました。危険性を誇張した内容ではありましたが(※やや非現実的という意味)、今後の宇宙開発の対策としては考慮しなければならないことを映画として表現されていました。主演のサンドラ・ブロックさんが壊れた宇宙ステーションを捨てて中国の宇宙ステーションに移動して、再突入カプセルで地球に戻ったという結末でした。映画の中での中国版宇宙ステーションのスイッチのラベルが中国語だったのは私には衝撃的でした。宇宙開発は全地球レベルで初めて機能するシステムなので、国際的な標準化、言語の標準化は必須だと痛感しました。

 

■1200光年彼方の星で天体衝突による塵の増加

外線衛星「スピッツァー」の観測で、1200光年彼方にある星の周囲のダストが爆発的に増加するようすがとらえられた。2つの岩石天体の大規模衝突によるものとみられ、地球のような岩石惑星が作られる途上での重要な過程をリアルタイムに観測した初めての例となる。

米・アリゾナ大学などの国際チームは、衛星「スピッツァー」を用いた赤外線観測で、ほ座の方向約1200光年彼方にある若い恒星ID 8の周囲にあるダスト(塵)の量を2012年5月から調べていた。この恒星が昼間の空にあった2012年8月~2013年1月に観測を中断し、2013年1月に観測を再開したところ、ダストの量が中断前と比べて劇的に増加していた。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/29ngc2547/index-j.shtml

 



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